個人の方・男性
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契約しているインターネットの会社から「発信者情報開示請求に係る意見照会書」というタイトルの書類が届きました。匿名掲示板に投稿した内容が違法だとして住所や氏名の開示を求められているようです。私が投稿をしたことは事実ですが、そのことを家族に知られたくありません。なんとか穏便に解決できないでしょうか。
被害者様が対応を依頼している弁護士に速やかに連絡を行い、話し合いでの解決ができないか交渉を進めました。
客観的にはかなり悪質な内容の投稿をしてしまっていたため被害者様の怒りは凄まじいものでしたが、最終的に当事務所を通じた謝罪を受け入れていただくことができました。
反省の意を十分に汲んでいただいた結果、裁判や刑事事件に発展することなく裁判相場よりも低額の解決金での和解が成立しました。
【コメント】
意見照会書が届いているということは、既に開示に向けた手続きがかなり進んでおり多くのケースにおいて発信者情報の開示は免れられない状況です。
突然プロバイダから書面が届くと驚き、恐ろしい気持ちになるとは思いますが、対応を誤ってはいけません。近時の法改正の結果、刑事事件に発展するケースも珍しくありません。
被害者は高額の弁護士費用を負担してまで開示請求を行っています。投稿が事実であれば真摯な謝罪と解決に向けた積極的な働きかけは不可欠です。
当事務所は、開示請求について投稿者側のみならず請求側についても豊富な知見を有しており、両方の立場を経験しているからこそ迅速な解決に向けた対応をご提供しています。