弁護士 小田 誠（弁護士法人Bridge Rootsブリッジルーツ）

名誉棄損問題を避けるためには

IT問題で特に取り扱いが多いのは「名誉棄損」に関する問題です。

その中でも深刻だと感じるのは「知られたくない個人情報をネットで拡散されてしまった」ケースです。

個人情報が流出する原因には大きく分けて2種類があります。

①自分から個人情報をもらしてしまったケース
②過去の自分の書き込みなどから漏れてしまうケース

①についてですが、あまり面識がない人に気を許してしまい、聞かれるがまま、もしくは自分から個人情報を教えてしまって後悔するケースが多いです。

例えば「パパ活で知り合った人に本名や住所を教えてしまった」「風俗店で働いていたが、客に個人情報を教えてしまった」「SNSで物品の売買をするために個人情報教えてしまった」などのケースがあります。

被害にあってからでは遅いですが、面識が浅い人や信用しきれない人に個人情報を教えるのは辞めておきましょう。

関係が良好なうちはいいですが、トラブルが起きた際に復讐を受けたり、関係を絶つことが出来なくなったりしてしまいます。

②はバイトテロなどに代表される「何らかの書き込みをきっかけに注目を集めてしまい、過去の自分の書き込みから個人情報が特定される」ケースです。

自分の書き込みが何らかの書き込みで炎上してしまった場合、本人のみならず友人にまで嫌がらせが及ぶこともあります。

例えば犯罪自慢など、冗談でしたつもりの投稿も、炎上してしまうとまるで事実のように拡散してしまいます。

進学や転職などの活動にも悪影響を及ぼす可能性がありますので、日頃から書き込みの内容には十分注意するようにしましょう。

万が一個人情報が流出してしまったりした場合には早急に手を打ちましょう。

書き込みの削除や、書き込み主に対する損害賠償請求を行います。

「自分の場合はどうだろう？」と思う場合には一度当事務所までご相談くださいませ。

弁護士を目指し始めたきっかけ

私が弁護士を目指しはじめたのは24歳のときです。

弁護士の数が増えたとはいえは、まだまだ法律事務所の敷居が高く、ご相談に来ることすらできないまま泣き寝入りを余儀なくされる人が多いことに問題を感じていました。

弁護士をになった今、どんな方でも相談できるような雰囲気作りを心がけて仕事をさせていただいております。

また、「日々多くの方が相談に来られるとしても、お客様からしたら担当弁護士は自分しかない」という事実を忘れず、いつでも親切に、いつでも丁寧に、気を引き締めて職務に当たって参ります。

私は北九州市出身で、今は福岡市でお仕事をさせていただいております。

生まれ育った福岡県で弁護士として多くの方々に貢献していきたいと思っています。

事務所として心がけていること

当事務所は、その場しのぎの対応とならず、お客様それぞれのご事情やお悩みをきちんとお伺いするようにしています。

その上で、トータルな視点からご相談内容に対するベストなご提案をさせていただきます。

「お客様の大切なものを守る」当事務所の原点はここにあります。