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さかい法律事務所
大阪府大阪市北区西天満2-9-3 西天満ロイヤービル5階502号室
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阪神総合法律事務所
大阪府大阪市北区東天満1丁目11ー13アクシス南森町ビル601
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弁護士法人LEON 大阪事務所
大阪府大阪市北区西天満三丁目1番6号辰野西天満ビル2階
営業時間外
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弁護士法人LEON 大阪事務所
大阪府大阪市北区西天満三丁目1番6号辰野西天満ビル2階
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00:00〜24:00
弁護士法人LEON 大阪事務所
大阪府大阪市北区西天満三丁目1番6号辰野西天満ビル2階
ただいま営業中
00:00〜24:00
弁護士 大場 勇輝(鴨川法律事務所)
京都府京都市中京区河原町通夷川上る指物町328増井ビル7階
弁護士 大久保享(弁護士法人アセント法律事務所)
京都府京都市下京区大政所町685京都四条烏丸ビル4階
峰島法律事務所
大阪府大阪市北区西天満4-1-15西天満内藤ビル2階
力新堂法律事務所
弁護士 冨田 昂志(わかくさ法律事務所)
犯罪歴記事の削除に強い大阪府のIT弁護士が回答した解決事例
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大阪で逮捕記事を消す前にそろえるもの
ネットに残った過去の逮捕報道や、その転載・書き込みは、載せ続けることが本人のプライバシーを不当に侵害していると認められれば、掲載先に削除を求められます。消せるかどうかの物差しは最高裁判所の2つの判例が示していて、大阪で依頼しても同じ物差しで検討されます。削除を頼む弁護士がまず知りたいのは「どこに何が載っているか」と「事件がどう決着したか」の2点です。この2つを持って相談に行けば、任意の依頼で足りるのか、大阪地方裁判所の第1民事部に仮処分を申し立てるべきかを、初回の面談で弁護士から聞けます。
相談の前に手元に置くもの
- 掲載場所の一覧
- 氏名で検索して出てきたページのURLと、見つけた日時が分かる画面の写しを残してください。報道機関・まとめサイト・掲示板・検索結果に分けておけば、弁護士は削除を求める相手と順番を短時間で組み立てられます。
- 事件の結末が分かる書面
- 不起訴になったことの告知、判決書の謄本、罰金を納めた日が分かる書類などです。記事に載っていない「その後」を示す材料として、削除依頼書にそのまま添えられます。
- 日付のメモ
- 逮捕された日、処分や判決の日、刑を終えた日、猶予期間が明けた日を書き出してください。経過した年数を弁護士がすぐ計算でき、主張の強さを見立てやすくなります。
- 実際に困ったことの記録
- 内定先や交際相手の家族から記事のことを言われたなら、その日付とやり取りをメモに残してください。本人が受けた具体的な不利益として、削除を求める理由に加えられます。
事件がまだ捜査中や裁判中なら、削除に取りかかるのは早すぎます。まず刑事弁護を引き受ける弁護士に依頼し、処分が決まってから記事の削除を相談してください。
逮捕記事の削除を認めるかを決める最高裁の物差し
逮捕歴が消せるかどうかは、年数だけでは決まりません。最高裁判所は、逮捕された事実を公表されない本人の利益と、その情報を載せ続ける側の理由を天秤にかけ、本人の利益が勝るときに削除を認めています。天秤に載せる事情として挙げられているのは次の5つです。
天秤に載せられる5つの事情
- 罪の種類と中身
- 社会から強く非難される罪ほど、年月がたっても公共の関心事として扱われやすい
- 情報が届く範囲と実害
- 氏名を入れるだけで表示されるか、職場や近所の人の目に触れるか、就職や縁談で不利益が出ているか
- 本人の立場
- 議員のように公共性の高い立場にいるか、私人として暮らしているか
- 掲載の目的
- 事件直後の速報なのか、社会問題を掘り下げる検証記事なのか
- 当時といまの違い
- 逮捕からの年数、処分の結果、刑の言渡しが効力を失ったか、元の報道がまだ読めるか
検索結果の削除を退けた平成29年1月31日決定
男性は児童買春の容疑で逮捕されて罰金刑を受け、県名と自分の氏名で検索すると逮捕の書き込みが表示される状態を、検索事業者への仮処分で解消しようとしました。最高裁は、検索結果の表示には検索事業者自身の表現行為という面もあるとして、本人の利益が「明らかに」勝る場合に限って削除を認める基準を示しました。そのうえで、児童買春は強い社会的非難を受ける罪で今も公共の関心事にあたることなどを理由に、削除を認めていません。
Xの投稿の削除を命じた令和4年6月24日判決
女性用浴場の脱衣所に入ったとして逮捕され、建造物侵入罪で罰金刑を受けた男性が、逮捕報道を引用したX(旧Twitter)の投稿を消すよう訴えた事件です。最高裁は、投稿については本人の利益が勝りさえすれば削除できるとして、「明らか」でなければ消せないとした東京高等裁判所の判断を改めました。約8年の経過、刑の言渡しの効力が失われていたこと、引用元の報道記事がすでに消えていたこと、速報目的の投稿だったこと、私人であることを挙げて、削除を命じています。
2つを比べると、検索結果より記事や投稿そのもののほうが、削除の基準は緩やかです。起訴前の犯罪事実は名誉毀損の場面で公共の利害に関する事実とみなされるため(刑法230条の2第2項)、逮捕直後の報道自体は適法とされやすい一方、何年もたった後まで載せ続けてよいかは別に判断されます。大阪で削除を求めるときも、元の記事や投稿の掲載先から手をつけ、検索結果は最後に回してください。
出典:裁判所「最高裁判所第三小法廷 平成29年1月31日決定(平成28年(許)第45号)」、同「最高裁判所第二小法廷 令和4年6月24日判決(令和2年(受)第1442号)」、e-Gov法令検索「刑法」
不起訴や執行猶予を示す書類を大阪で集める
逮捕を伝える記事は、たいてい逮捕の日で時間が止まっています。その後に不起訴になった、罰金を納めて何年もたった、といった変化は、記事の外にある書類で示すしかありません。大阪府内で捜査や裁判を受けた人は、次の手続で書類をそろえられます。
不起訴になった
処分をした検察庁(大阪地方検察庁や、その堺支部・岸和田支部など)に請求すれば、検察官は不起訴になった旨を速やかに告げなければなりません(刑事訴訟法259条)。その書面が、逮捕の記事だけが残っていることを示す根拠になります。
無罪・執行猶予付きの判決を受けた
被告人だった人は、自分の費用で判決書の謄本を請求できます(刑事訴訟法46条)。判決の日付と猶予期間が載っているので、年数の計算にもそのまま使えます。
判決が確定した事件の記録を見たい
確定記録は、第一審の裁判所に対応する検察庁が保管します(刑事確定訴訟記録法2条1項)。大阪地方裁判所で裁かれた事件なら、保管先は大阪地方検察庁です。
大阪地方検察庁は、確定記録や不起訴記録の閲覧などを「事件の記録を見たい」というページで案内しています。書類の請求は本人でもできますが、判決書をなくした、どの庁で処分されたか覚えていないという人は、削除を依頼した弁護士に取り寄せから任せられます。
刑の言渡しが効力を失う時期
- 執行猶予付きの判決
- 猶予を取り消されずに期間を満了した時点(刑法27条1項)
- 罰金以下の刑
- 刑を終えてから罰金以上の刑を受けずに5年がたった時点(刑法34条の2第1項)
- 拘禁刑以上の刑
- 刑を終えてから罰金以上の刑を受けずに10年がたった時点(同)
令和4年の最高裁判決は、刑の言渡しが効力を失っていたことを、削除を認めた理由の一つに数えています。この時期を過ぎていれば、弁護士は判決の日付や罰金を納めた日から計算し、「刑の言渡しはすでに効力を失っている」と削除依頼書に書けます。判決書の日付と猶予期間が読み取れる書類を、最初の相談に持参してください。
出典:e-Gov法令検索「刑事訴訟法」、同「刑事確定訴訟記録法」、同「刑法」、大阪地方検察庁「事件の記録を見たい」、同「管内検察庁の所在地・交通アクセス」
掲載先ごとに違う削除の求め方
逮捕の情報は、報道機関の記事から、まとめサイトや個人ブログ、掲示板、SNSへと転載されながら広がります。相手が変われば、削除を求める根拠も手順も変わるため、弁護士は元の記事に近い掲載先から順に動きます。
記事についての問い合わせ先に、弁護士が代理人として、事件の結末と経過した年数を示して記事の削除か実名を伏せる対応を求めます。報道機関に対しては、裁判よりも話し合いで応じてもらう進め方が中心です。
運営者やサーバー会社に削除を申し出ます。申出を受けた管理者が書き手に意見を聞き、7日以内に反対がなければ、削除しても書き手への賠償責任を負わない仕組みがあります(情報流通プラットフォーム対処法3条2項2号)。弁護士が理由を添えて申し出れば、裁判を使わずに消えることもあります。
削除依頼のフォームや規約違反の報告から申し出て、応じなければ令和4年判決の基準で裁判所に削除を求めます。大規模なSNSへの申出の手順は、大阪でSNS投稿削除に強い弁護士のページで扱っています。
元の記事がどうしても消えないときや、転載が多すぎて一件ずつ追えないときに、検索事業者へ表示の削除を求めます。本人の利益が「明らかに」勝ることが必要で、4つの中で最もハードルが高い相手です。
法務局も、ネット上の情報をプライバシーの侵害にあたると判断すれば、プロバイダなどに削除を要請します。大阪法務局が2025年に新しく受け付けたネット上の名誉・プライバシーに関する人権侵犯事件は171件で、全国の法務局で東京に次ぐ件数です。府内に住む人は、みんなの人権110番のほか、近畿2府4県の在住者が使える「法務局LINEじんけん相談」でも相談できます。法務局の要請には強制力がないため、裁判所に削除を命じてもらう段階まで見込むなら、弁護士への依頼を選んでください。
出典:e-Gov法令検索「情報流通プラットフォーム対処法」、法務省「インターネット上の人権侵害をなくしましょう」、大阪法務局「人権擁護事務」、e-Stat「人権侵犯事件統計」2025年(法務省)
大阪地裁第1民事部で削除の仮処分を求める流れ
任意の依頼に相手が応じなければ、次は裁判所の力を借ります。判決まで長くかかる訴訟より先に結論を出せるのが仮処分で、削除の仮処分は「仮の地位を定める仮処分」(民事保全法23条2項)にあたります。大阪地方裁判所では、西天満の本館3階にある第1民事部(保全部)が受け付けていて、審理の進み方の目安も公表しています。
記事の画面、事件の結末を示す書類、生活への影響をまとめた陳述書などを弁護士が整えて提出します。申立ての手数料は原則2,000円で、事案によって増えることがあり、郵便切手4,830円分もあわせて納めます。
裁判官が申立人側から事情を聞く面接は、申立ての翌日に開かれることが多く、代理人の弁護士が申し立てた事件ではウェブ会議でも行われます。
書類の補正が済んでから1週間ほど後に、相手方も呼ばれる審尋の期日が入ります(民事保全法23条4項)。回数が重なっても1〜2週間おきに指定され、早めに終わるのが通例とされています。
裁判所が決めた担保を、原則7日以内に法務局への供託などで立てます(同法14条1項)。期限までに証明を出さなければ、申立ては却下されます。
命令が出たら、弁護士が相手方に削除を求め、記事や投稿、検索結果が見えなくなったかを最後まで見届けます。
大阪地方裁判所は、管轄がないのに申し立てられる例が比較的多いと呼びかけています。申立て先は、本案の訴訟を起こせる裁判所などで決まる(民事保全法12条1項)ため、相手方の所在地によっては府外の裁判所に申し立てることもあります。申立て先の判断まで弁護士に任せれば、管轄違いで時間を失う心配がなくなります。削除までにかかる日数や担保の額は事件ごとに違うので、就職や結婚の日取りが決まっている人は、その日から逆算して任意の依頼を待つか仮処分を先に申し立てるかを弁護士と決めてください。
出典:大阪地方裁判所「第1民事部のご案内」、同「民事保全事件の申立て」、同「民事保全事件の手続の流れ」、同「債務者審尋」、同「担保決定」、同「収入印紙・郵便切手一覧」、e-Gov法令検索「民事保全法」
逮捕歴に悩む本人のために家族ができること
令和4年判決の補足意見は、刑を受けた人にも、前科を公表されて新しい生活の平穏を乱されず、更生を妨げられない利益があると述べています。家族や知人がいつ投稿を目にするかと心配し続ける暮らしの不利益にも触れていて、家族の不安そのものが削除を求める事情の一部になります。家族が手伝えることと、控えたほうがよいことは次のとおりです。
相談の予約は家族からでもできる
本人が思い詰めて動けないときは、家族が先に事務所へ連絡して事情を話せます。削除を求める権利は本人のものなので、依頼の契約と委任状は本人の名前で出します。
家族の名前も載っているとき
記事や書き込みに配偶者や親の氏名、勤務先まで出ているなら、家族自身のプライバシーの問題としてあわせて削除を求められます。
反論を書き込まない
掲示板やコメント欄で言い返すと、スレッドが再び目立って閲覧や転載が増えます。書き込まずに画面を保存し、相手とのやり取りは弁護士に預けてください。
過去の逮捕をネタに脅されたとき
勤務先に知らせると言われたり、口止め料を求められたりしたら、削除とは別に警察に相談できます。大阪府警はサイバー犯罪の相談を本部代表(06-6943-1234)で24時間受け付けていますが、被害届は電話やオンラインでは受理せず、住所地を管轄する警察署で出します。書き込んだ人を突き止めて責任を問うなら、大阪で情報開示請求に強い弁護士に相談してください。
出典:裁判所「最高裁判所 令和4年6月24日判決(草野耕一裁判官の補足意見)」、大阪府警察「各種相談窓口」、同「サイバー事案に関するオンライン受付窓口」
犯罪歴記事の削除を弁護士に任せて減る負担
記事を探して一覧にする作業
氏名と地名や勤務先を組み合わせた検索を弁護士が行い、掲載先を一覧にまとめます。自分の逮捕記事を何度も読み返す作業から離れられます。
削除依頼書を書いて送る作業
最高裁の5つの事情に沿った理由と書類を添え、弁護士の名前で削除を依頼します。運営者や報道機関からの問い合わせも弁護士が受けるため、あなたが相手と直接話す場面はありません。
裁判所に通う負担
話し合いで消えなければ、同じ弁護士が大阪地方裁判所への仮処分や訴訟に切り替えます。面接や審尋の期日には弁護士が出るので、平日に仕事を休む回数を抑えられます。
消えた後の見回り
削除された後に別のサイトへ転載されても、そろえた書類と主張を使い回してすぐに削除を求めます。
他人の削除請求を報酬を得て代わりに交渉したり、裁判所に申し立てたりできるのは、弁護士と弁護士法人だけです(弁護士法72条)。「逮捕歴を消します」とうたう会社に申し込む前に、担当者が弁護士かどうかを見てください。大阪弁護士会には2026年9月1日現在で5,243人の弁護士が登録していて、都道府県単位では東京都に次ぐ人数です。府内の事務所の中から、犯罪歴の削除を扱う弁護士を条件で絞り込めます。
出典:e-Gov法令検索「弁護士法」、日本弁護士連合会「弁護士会別会員数」
逮捕記事の削除費用と大阪での相談料の目安
弁護士費用は事務所ごとに決めるため、一律の金額はありません。記事1件ごとか、まとめてか、話し合いと仮処分で別料金かといった料金の組み方も事務所によって違うので、依頼の前に次の項目を見積書で出してもらってください。
見積書で出してもらう項目
- 初回相談が無料か、有料なら何分でいくらか
- 1件あたりの着手金と成功報酬、複数件をまとめて頼んだときの料金
- 仮処分や訴訟に進んだときに追加でかかる費用
- 削除できなかったときに報酬がかかるか
- 削除後に見つかった転載へ対応するときの料金
- 分割払いに応じるか
裁判所に納める費用は決まっていて、大阪地方裁判所に削除の仮処分を申し立てるなら、手数料は原則2,000円、郵便切手は4,830円分で、このほかに裁判所が決める担保を立てます。弁護士会の相談料も公表されていて、大阪弁護士会の総合法律相談センターは30分以内5,500円(税込)、延長は15分ごとに2,750円で最大1時間、支払いは現金のみです。
収入と資産が基準以下なら、法テラスの無料法律相談を同じ問題につき3回まで使えます。大阪市・堺市・東大阪市など府内の26市町に住む人には、高いほうの収入基準が当てはまります。
法テラスの収入基準(大阪市など府内26市町に住む場合)
- 単身
- 手取り月収200,200円以下(家賃・住宅ローンを払っていれば最大41,000円を加算)
- 2人
- 手取り月収276,100円以下(同 最大53,000円を加算)
- 3人
- 手取り月収299,200円以下(同 最大66,000円を加算)
- 4人
- 手取り月収328,900円以下(同 最大71,000円を加算)
対象は、法テラスが生活保護の一級地として示す大阪市、堺市、豊中市、吹田市、高槻市、枚方市、東大阪市、岸和田市、和泉市など府内26市町です。家賃・住宅ローンの加算上限は大阪市でも全国共通の額で、東京23区だけに適用される高い上限はありません。これ以外の府内の市町村は、単身で手取り月収182,000円以下などの基準になります。現金・預貯金の合計が単身180万円以下などの資産の基準もあります。
基準に当てはまりそうな人は、法テラス大阪(0570-078329)に電話して無料相談を予約してください。平日に加えて土曜にも相談日があるので、平日に休みを取りにくい人でも弁護士に直接見通しを聞けます。
出典:日本弁護士連合会「弁護士費用(報酬)とは」、大阪地方裁判所「収入印紙・郵便切手一覧」、大阪弁護士会 総合法律相談センター「相談の流れ」、大阪弁護士会「法律相談料2,000円キャンペーン」、同「法の日記念無料法律相談」、法テラス「民事法律扶助のしおり」(2026年3月現在)、法テラス「生活保護の基準に定める一級地」、法テラス「法テラス大阪」
大阪で逮捕記事の削除を頼む弁護士の選び方
逮捕記事の削除は、悪口の書き込みを消す仕事とは組み立てが違い、事件の結末と経過した年数を書類で示す作業が中心になります。府内の事務所から選ぶなら、次の3つがそろった事務所に候補を絞れば、依頼の途中で担当が替わって説明し直す手間や、想定外の追加費用を避けられます。
府内の事務所を絞り込む条件
- 逮捕歴・犯罪歴の記事の削除を扱い、報道記事・掲示板・検索結果のどれに対応するかを示している
- 大阪地方裁判所への仮処分まで同じ弁護士が担当し、その費用を最初の見積りに含めている
- 平日の夜や土日、オンラインで相談でき、事務所に何度も通わずに済む
このページでは、大阪府内で犯罪歴記事の削除を扱う事務所を条件から探せます。仕事帰りや休日に相談したい人は夜間の面談可能・休日の相談可、事務所に出向きたくない人は来所不要・面談なしでの依頼可、家族のいる場所で電話しにくい人はメール相談歓迎・LINE予約可、費用を抑えたい人は初回の面談相談無料・分割払い対応の条件を選んでください。
大阪府内で逮捕歴の削除を相談できる公的機関
弁護士に頼むかどうかを決める前でも、府内には次の公的な相談先があります。夜間や土日に開いている相談先が多いので、仕事を休まずに話を聞いてもらえます。
大阪弁護士会 総合法律相談センター
弁護士との面談相談(30分以内5,500円・現金のみ)。弁護士会館(西天満)は平日夜間17時30分〜20時と土曜10時15分〜16時、なんば法律相談センターは平日夜間と日曜13時〜16時にも相談を受けています。予約は 06-6364-1248(平日9時〜17時・土曜10時〜15時30分)、なんばは 06-6212-1061。
法テラス大阪・法テラス堺
収入と資産が基準内なら、同じ問題を3回まで無料で相談できます。法テラス大阪は月〜土の10時15分〜15時20分に相談を受けています。予約は 0570-078329、堺は 0570-078331(いずれも平日9時〜17時)。
大阪法務局(人権相談)
逮捕歴をさらされたといった相談に応じ、人権侵害と認めた情報について法務局からプロバイダなどへ削除を働きかけます。みんなの人権110番 0570-003-110(IP電話などからは 06-6942-9496)、LINEじんけん相談、いずれも平日8時30分〜17時15分。北大阪・東大阪・堺・富田林・岸和田の支局でも面談できます。
ネットハーモニー(大阪府)
府の委託で大阪府人権協会が運営する、ネット上の人権侵害の相談先です。府内に住む・働く・通う人とその親族が対象で、助言や専門家の紹介を受けられます。電話 06-6760-4013・LINE・面接で、月〜土16時〜22時(受付21時30分まで)と第2日曜13時〜18時。
大阪市人権啓発・相談センター
ネット上の誹謗中傷などの相談を専門相談員が受け、必要なときはネットのトラブルに詳しい弁護士への相談を無料で受けられます(市内在住・在勤・在学の人・年度内1回・1時間以内)。06-6532-7830(月〜金9時〜21時、日曜・祝日9時〜17時30分、土曜休み)。
違法・有害情報相談センター(総務省の支援事業)
削除依頼の進め方についての相談を、利用登録のうえWebフォームで受け付けています。法的な判断はしません。ihaho.jp
大阪府警察
過去の逮捕をネタに脅されたときなどの相談先。サイバー犯罪相談は本部代表 06-6943-1234(24時間)、警察相談室は #9110(平日9時〜17時45分)。被害届は住所地を管轄する警察署で出します。
出典:大阪弁護士会 総合法律相談センター「センター一覧」、法テラス「法テラス大阪」、大阪法務局「人権擁護事務」、大阪府「ネットハーモニー」、大阪市「インターネット上の誹謗中傷などによる人権侵害に遭われた方への相談支援」、違法・有害情報相談センター、大阪府警察「各種相談窓口」
大阪の逮捕記事削除でよくある質問
逮捕から何年たてば記事を消してもらえますか。
年数の線引きはありません。年数は、罪の重さや処分の結果、記事がどこまで届くかと一緒に比べられます。令和4年の最高裁判決では逮捕から約8年たち、刑の言渡しが効力を失っていた事案で削除が認められています。判決や罰金の日付が分かる書類を持って行けば、いまの時点で主張できる材料を弁護士に整理してもらえます。
不起訴になったのに、実名の逮捕記事がまだ出てきます。
記事の後に不起訴になったことは、削除を求める強い材料です。処分をした検察庁(府内なら大阪地方検察庁やその支部など)に請求すると、不起訴になった旨を告げてもらえます(刑事訴訟法259条)。受け取った書面を削除依頼書に添えてください。
5ちゃんねるや爆サイに書かれた逮捕歴も削除できますか。
消せる可能性があります。掲示板への書き込みは、Xの投稿と同じく令和4年判決の「優越する」という基準で判断され、運営者が弁護士からの依頼に応じなければ裁判所の手続に進みます。同じ内容が多くのスレッドに貼られているなら、検索結果の削除と組み合わせて目に触れる機会を減らせます。
本人に内緒で、家族だけで削除を頼めますか。
削除を求める根拠は本人のプライバシーなので、依頼の契約は本人が結びます。家族が先に相談して状況を説明し、後から本人が委任する形なら進められます。メールやオンライン面談に対応する事務所を選べば、本人が府外にいても手続を進められます。
検索結果から消えれば、それで十分ですか。
十分ではありません。検索結果の削除は検索エンジンで表示されなくなるだけで、元のページはURLを知っている人なら読めます。元の記事や投稿そのものの削除もあわせて求めてください。
ネットハーモニーに相談すれば、記事を消してもらえますか。
ネットハーモニーは、相談への助言や専門家の紹介をする府の相談先です。夜間や土曜に話を聞いてもらい、状況を整理する場として使えます。削除の依頼書を送る、裁判所に申し立てるといった手続まで進めたいときは、弁護士に依頼してください。
他の府県で逮捕された事件の記事でも、大阪の弁護士に頼めますか。
頼めます。削除を求める相手は掲載先の運営者や検索事業者なので、事件が起きた場所に関係なく府内の弁護士が対応できます。確定記録はその事件の第一審の裁判所に対応する検察庁が保管しているため、取り寄せ先の判断も弁護士に任せられます。
初回の面談相談無料・夜間の面談可能・休日の相談可・来所不要・メール相談歓迎・分割払い対応の条件で、府内の事務所を選べます。掲載先の一覧と事件の結末が分かる書類を持って、初回相談で削除の見通しを聞いてください。
大阪で犯罪歴記事の削除の初回相談が無料の弁護士を見る参考資料
- 裁判所「最高裁判所第三小法廷 平成29年1月31日決定(平成28年(許)第45号)」
- 裁判所「最高裁判所第二小法廷 令和4年6月24日判決(令和2年(受)第1442号)」
- e-Gov法令検索「刑法」、同「刑事訴訟法」、同「刑事確定訴訟記録法」、同「民事保全法」、同「情報流通プラットフォーム対処法」、同「弁護士法」
- 大阪地方裁判所「第1民事部のご案内」、同「民事保全事件の手続の流れ」、同「収入印紙・郵便切手一覧」
- 大阪地方検察庁「事件の記録を見たい」
- 法務省「インターネット上の人権侵害をなくしましょう」、大阪法務局「人権擁護事務」、e-Stat「人権侵犯事件統計」2025年
- 日本弁護士連合会「弁護士会別会員数」(2026年9月1日現在)、大阪弁護士会 総合法律相談センター
- 法テラス「民事法律扶助のしおり」(2026年3月現在)、同「生活保護の基準に定める一級地」
- 大阪府「ネットハーモニー」、大阪市「インターネット上の誹謗中傷などによる人権侵害に遭われた方への相談支援」
- 大阪府警察「各種相談窓口」
2026年9月29日時点で各機関が公表している情報をもとに作成しています。

