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「一緒にいても携帯ばかり見ている」
「夜中にパソコンで何かをしている」
妻が好きだからこそ、浮気を心配して携帯やパソコンを見てしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。携帯を勝手に見る行為はマナーとして考えてもよくありませんし、不正アクセスになるのでは?と心配ですよね。
この記事では、勝手に携帯やパソコンを見てもセーフなのかアウトなのかを法律的に解説していきます。
妻の浮気が心配で勝手に携帯やパソコンを見たとしても、見ただけで罪になることは通常ありません。ただし、妻のプライバシーを侵害していると考えられますので、プライバシーの侵害を訴えられて、慰謝料を請求される可能性はあります。
また、携帯にロックがかけられているケースも多いと思います。こちらも単にパスワードを解除するだけでは罪に当たりませんが、外部からオンラインで解除する場合などは、後述する不正アクセスに当たる可能性がありますので、ご注意ください。
(不法行為による損害賠償)
第七〇九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
引用:民法第709条
妻のFacebookやTwitterのパスワードを知っていて、勝手にログインした場合には3年以下の懲役または100万円以下の罰金を課せられます。
自分以外のアカウントに勝手にログインすることは、不正アクセス禁止法に違反するからです。
妻が浮気をしていたとしても、FacebookやTwitterへ不正アクセスをした場合には夫も罪になってしまうので絶対にやめましょう。
第三条 何人も、不正アクセス行為をしてはならない。
(他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止)
引用:不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条
勝手に本人以外のIDにログインはできませんが、自分の携帯から妻の投稿したFacebookやTwitterなどのSNSはチェックできます。
自分のことを発信したいあまり、妻がうっかり浮気の証拠になるような投稿をしてしまう可能性もゼロではありません。
浮気の証拠になりそうな投稿をSNSで発見した場合は、スクリーンショット(自分が今開いている画面を保存する機能)を使い、証拠を保存しておきましょう。
浮気を心配して妻の携帯やパソコンを勝手に見た場合は、ケンカになる可能性はありますが、罪になることはありません。
しかし、FacebookやTwitterなどのSNSに勝手にログインした場合は不正アクセス禁止法に違反しますので注意しましょう。
浮気をしている可能性がある妻が、SNSをよく開いている場合は自分のIDで投稿をチェックしましょう。意外と浮気の証拠になる投稿をしているケースも少なくありません。
ちなみに、SNSアプリなどは、ほとんどの場合ログインされたままの状態だと思います。妻の携帯を勝手に開き、ログイン状態が維持されたままのSNSを見ることは法律的には罪に当たりません。ただし、アプリ起動時にオートログインするタイプのものは、不正アクセスに当たる可能性があります。なんにせよ、プライバシー侵害ではありますので、ご注意ください。
もちろん、この記事の中の「妻」を「夫」や「恋人」に置き換えても同じです。いくら浮気が疑わしいからといって、こちらが罪を犯してしまったりプライバシーを侵害してしまったりするのはよくありません。浮気の証拠を集める状況だからこそ、やましい部分がないようにしたいものですね。
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