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最近はスマホ向けの便利なアプリが開発されていて、多くの人がチャットなどのコミュニケーションツールやカメラアプリなどを利用しています。スマホ用のアプリの中には遠隔監視アプリと呼ばれるものもあります。
遠隔監視アプリにはスマホの盗難・紛失に備えて持ち主が自分で使用する目的で開発された盗難対策用のアプリと、親が子供を監視したり会社が社員に貸与する端末を管理したりする目的で遠隔監視をするために開発されたスパイアプリの2種類があります。
このようなアプリを利用すれば、離れた場所からオンライン経由で
などを閲覧することができます。
中には遠隔操作をしてカメラやマイクを起動して写真・動画・音声などを撮影・録音したり、端末の機能をロックしたりできるものもあります。
こうした遠隔操作アプリの中には画面に何も表示されずに遠隔操作で撮影・録音ができるものがあり、多くはアンインストールされないようにするためにホーム画面にアイコンが作成されません。
そのため遠隔監視アプリが仕込まれて監視が行われていても、端末の利用者は盗撮被害に遭っていることに気付かない場合がほとんどです。
遠隔監視アプリの本来の目的は自分のスマホ端末が盗難または紛失した際に発見したり、子供や従業員に貸与したデバイスの管理を行ったりすることですが、悪用すれば勝手に他人の写真や動画を撮影したり、通話・通信記録を無断で閲覧したりすることも可能です。
実際に、スマホの使い方を教える振りをして他人のデバイスに勝手に遠隔監視をインストールしておき、後で遠隔操作をしてカメラを起動して写真や動画が撮影されるというケースがありました。
持ち主が使用していない古いスマホ端末を盗んで勝手に遠隔監視アプリをインストールしておき、充電してから元の場所に戻して遠隔操作で盗撮が行われたというケースも存在します。
パソコンなどから遠隔監視アプリを遠隔操作してカメラを起動してもシャッター音や画面の表示が出ないため、本人が気付かない間に盗撮が行われてしまう恐れがあります。
盗難対策用や子供を監視するための遠隔操作アプリを他人のスマホに勝手にインストールし、遠隔で盗撮やデータ閲覧などを行うと、「不正指令電磁的記録共用罪」と呼ばれる罪で3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑に処せられる恐れがあります。
過去には実際にスマホの遠隔監視アプリを悪用して盗撮を行った犯人が、警察に逮捕された事件が存在します。 中でも、スマホの持ち主(盗撮被害者)がスマホをロックせずに放置していた一瞬の隙に、他人が勝手にアプリをインストールして犯行が行われるケースが多いです。
遠隔監視アプリを悪用した犯罪に巻き込まれないようにするためには、必ず端末にロックをかけておく、席を外す際は短時間でもスマホを持ち歩くなどの対策が必要です。
遠隔監視アプリの多くはホーム画面上にアイコンが表示されることがありません。そのため勝手にインストールされても見つけにくいケースが多いです。しかしホーム・デスクトップ画面にアイコンが表示されていなくてもアプリ一覧には表示されるため、不審なアプリを確認することができます。
設定画面を開いてアプリ一覧を開き、使用方法や機能が分からないアプリや見慣れないアプリを探して削除しましょう。日頃から自分のスマホに保存されているデータやインストール済みのアプリをこまめにチェックすることが大切です。
また、セキュリティ対策用のアプリをインストールしておくことも盗撮や盗聴を防ぐのに有効です。