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ネットストーカー対策ガイド|被害に遭ったらする事と被害への事前対策
掲示板・SNS削除 誹謗中傷 名誉毀損 風評被害 私的情報・画像流出 2017.12.6

ネットストーカー対策ガイド|被害に遭ったらする事と被害への事前対策

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日本におけるインターネットの普及は近年凄まじく、2015年末の時点でのインターネット利用者数は1億46万人と統計が出ています。

引用:「総務省「通信利用動向調査」

地方や海外など離れたところにいる友人、家族と気軽にコミュニケーションを図れたり、気になるレストランや美容院の情報を知り、予約まで簡単にできたりと、インターネットは私達の生活を豊かにする、かけがえのないインフラへと成長しました。

その反面、インターネット上で自分を守る対策をする必要が出てきており、SNSや匿名掲示板における集団的ないじめ(ネットリンチ)、人と少し違うだけで写真を撮られ拡散、ネット詐欺、そしてネットストーカーなど、新しい犯罪から身を守るための知識は重要になっています。

特にネットストーカーと呼ばれる方々は、特定の個人につきまとい、相手を恐怖に陥れ、場合によっては日常生活に不安をもたらします。情報が氾濫する中で、私達はどのようにしてネットストーカーの被害を回避することができるのか、今回はその対策をご紹介していきます。

ネットストーカーの事例

実際にどのような事例があったのでしょうか。見ていきましょう。

被害者の位置情報を知る為に不正アクセスしアカウントの乗っ取りをしたこの事件、IDとパスワードを教えてしまい、その結果このようなことになってしまいました。要求に応えなければ画像を晒すなどと脅し、リベンジポルノも発生するかもしれなかった事件です。

iPhone(アイフォーン)の位置情報を使って女子中学生の居場所を把握するため、アップル社のアカウントに不正にアクセスしたとして、兵庫県警サイバー犯罪対策課などは14日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、埼玉県吉見町、アルバイトの男(27)を逮捕した。

引用:産経ウエスト 女子中学生のアカウント〝乗っ取り〟ネットストーカー、不正アクセス容疑で27歳男逮捕 兵庫県警

ネットストーカーの主な行為を具体的な対策方法

ネットストーカーとされるものにはいくつか種類があり、メッセージをおくるなどの直接的なつきまといだけでなく、監視したり、噂を流したり、コンピュータウイルスに感染させることも含まれます。

ネットストーカーをされたときに下記のような被害を被る可能性があります。

ネット上で見知らぬ人からストーカーをされる場合

  • SNSやブログで執拗にメッセージやコメントを送り誘ったり、暴言を吐く
  • 許可なく画像や言動を拡散される
  • ウイルスを送りつけられる
  • SNSや匿名掲示板で誹謗中を受ける

 

日常で被害者のことを知っている場合

  • 友人など知り合いに虚偽の情報を流す
  • 監視される
  • 元恋人などに恨まれている場合、場所を特定され襲われる

SNSやブログでのつきまとい

SNSやブログで執拗にメッセージ、コメントを送り相手に心理的にダメージを与えてくるケースがあります。FacebookやTwitterで本人の顔写真や日常の話を公開している場合に興味を持たれ、さらにもっと深い情報を知りたいがために特定しようとしてくることも……。

加害者になる人はインターネット上でたまたま知っただけの人物だけでなく、会社や学校など普段接している人物である可能性もあります。

恋愛感情やちょっとしたイタズラのつもりで個人の特定を試みてくる人がいます。個人情報を公開してしまうことで、ネット上での付きまといだけでなく実際に追跡される可能性まであります。

特に生配信で近所を散歩などをしている場合は注意が必要で、放送終了後に後をつけられ家までついてこられる可能性も否めません。

また恋愛感情やイタズラだけでなく、言動などが起因して被害者を恨みことがストーカーの原因ともなりえます。

他人の名前や画像を使い本人になりまして情報を公開する

SNSではかんたんに画像を投稿することができます。プリクラやスマホで撮影した顔が映っている画像を勝手に使用されていたり、その画像をサムネイル画像に設定したり名前を使用され、暴言や卑猥な発言をするなどの被害があります。

匿名掲示板やSNSで誹謗中傷される

SNSやブログの発言や匿名掲示板での言動などが加害者にとって気に食わないものとして認識されたとき、誹謗中傷の書き込みされたり、拡散され多くの人がSNSアカウントやブログを攻撃することがあります。

ネットリンチともいいますが、日常生活でなら持っているはずの道徳観や距離感を見失い、他者を過剰に攻撃する光景はネット上では散見されます。個人を特定できるようなモノの場合、名誉毀損罪やプライバシー侵害に抵触する可能性があります。

ネットストーカーに遭わない為にはどんな事前対策ができるのか?

ネットに極力個人情報を公開しない

対策としては個人情報(個人を特定できる要素)を極力公開しないことです。女性であれば性的な被害に見舞われる可能性もあります。顔や実名、身分や行動が特定できる生活圏の情報の書き込みをなるべく避けましょう。

SNSは限定公開にしておく

Facebookであれば公開制限をかけることで友達の中でもさらに見られる人を限定できますし、Twitterでは鍵をかけることで同じく見ることができる人を限定できます。

またTwitterはメールアドレスを登録に使用しますが、普段から使っているメールアドレスでの登録を避けたり、メールアドレスから検索されない設定をおこなうといいでしょう。

普段から自身の個人情報の管理に気をつけているのであれば、付きまとわれたアカウントを削除するだけでも尻尾を掴まれる可能性は低いでしょう。

ストーカー被害に遭った場合の対処法

できるだけ早く運営元に通報する

自分の画像が何者かによって公開されてしまったり、なりすましで使用されてしまったりした場合は運営元に通報しましょう。

特にLINEやTwitterなどを乗っ取られた場合は被害者本人のアカウントが使われることになるので、知り合いが見ているところであなたの言葉として不適切なことを発言されると、あなたの人間性を疑われたり、信用を失ったりするかもしれません。

法的手段に訴える

乗っ取られてしまったときは周囲のときにも乗っ取られた旨を伝えるべきですし、場合によっては法的手段にでましょう。

SNSアカウントを乗っ取られた場合、不正アクセス禁止法に問うことができますし、信用を失墜させるようなことや業務に支障が出ることを書かれれば、名誉毀損罪や業務妨害罪で訴えることもできます。

名誉毀損に問う

ネットストーカーによって名誉が害されたときには警察に被害届を出し、相手を名誉毀損で訴えることもできます。

名誉毀損罪は刑法230条で定められており3年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。

詳しくはこちらの【ネットストーカー被害における侮辱罪と名誉毀損罪とは?】をご覧ください。

【CHECK】

  • 個人を特定できる情報を公開しない
  • 公開する範囲を限定する設定をおこなう
  • メールアドレスで検索されないように設定する
  • もし被害にあったら運営に通報し、削除申請や凍結してもらう
  • 法的手段に出る

ネットストーカー被害の相談先

できればお金や時間がかかるような対応はしたくないと思います。ですがSNSや掲示板の運営に言ってもどうにもならない、命の危険を感じるといったとき、警察や弁護士に相談すべきでしょう。

まずは警察に相談

緊急性が高ければもちろんすぐにでも通報しましょう。そうでない場合、必ずしも警察が動いてくれるとは限りませんが、まずは弁護士などより警察に相談することです。

弁護士や探偵興信所に相談

もし警察が具体的な行動をしてくれなかった場合、弁護士や探偵興信所へ相談、依頼も検討したほうがいいでしょう。こちら下記のリンクはネットストーカーで悩んでいる人の相談や探偵・興信所への依頼のサポートを受けられるサイトです。

▶︎嫌がらせ・ストーカー対策相談室

また、弁護士に依頼し、加害者に警告をしてもらったり、証拠を集めてもらったり、裁判所を通し、接近禁止の仮処分を出してもらうこともできます。

まとめ

友達やネット上で知り合った気の合う人と交流できるインターネットは便利で楽しくもあるツールです。しかし、気軽にできるからこそその扱いには充分に気をつけなければなりません。

まずは自分の情報を不用意に晒さないこと、どうしても情報をネット上に公開するときは見ることのできる人を限定することが大切です。被害に遭ってからでも対処できることはありますが、まずは日頃から予防すべきなのです。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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