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その他のネット問題 弁護士監修記事 更新日:

LINE詐欺とは?代表的な手口・詐欺被害に遭った際の対処法・相談窓口を解説

監修記事

LINE詐欺とは、LINEを使ってお金や個人情報などを騙し取る詐欺のことです。

LINE詐欺の手口は多種多様で、なかには偽サイトや外部サービスなどを介して騙し取るような巧妙なものもあります。

もしLINE詐欺の被害に遭ってしまった場合は、1人で対処しようとせずに速やかに相談窓口を利用しましょう。

本記事では、LINE詐欺の代表的な手口や見分け方、詐欺被害に遭った場合の対処法や相談窓口などを解説します。

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LINE詐欺とは

LINE詐欺とは、コミュニケーションアプリ「LINE」を悪用し、人のお金や個人情報などを騙し取る詐欺のことです。

LINEは多くの人が利用しているアプリであり、2025年12月時点で国内月間利用者数は1億ユーザーを超えています(LINE、国内月間利用者数が1億ユーザーを突破|LINEヤフー)。

一方で、詐欺実行のツールなどにも用いられており、たとえば2025年にはLINEを介した投資詐欺の被害に遭い、約5,200万円を騙し取られた事件なども発生しています(YouTube広告→LINEグループ→投資アプリ 50代男性5200万円の詐欺被害 鹿児島県警が注意呼びかけ|南日本新聞デジタル)。

LINE詐欺の手口は多種多様であるうえ、時代とともに巧妙化しており、一見しただけでは詐欺かどうか判別が難しいようなものもあります。

少しでも怪しいと感じたら無視するようにして、詐欺被害に遭ってしまった場合は相談窓口を利用しましょう。

LINE詐欺の5つの手口

LINE詐欺の代表的な手口としては、以下の5つがあります。

  1. フィッシング詐欺
  2. ロマンス詐欺
  3. 投資詐欺
  4. 副業詐欺
  5. アカウント乗っ取り

ここでは、各手口の内容について解説します。

1.フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、実在する企業やサービスなどを装ってメッセージを送り、偽のサイトに誘導して個人情報を騙し取る詐欺のことです。

たとえば、LINEで宅配業者を装った「不在のため、お荷物を持ち帰りました」などのメッセージが送られてくるようなケースがあります。

添付URLにアクセスすると偽のサイトにつながり、個人情報の入力が求められたりして、ID・パスワード・氏名・電話番号などが盗み取られるおそれがあります。

2.ロマンス詐欺

ロマンス詐欺とは、好意や恋愛感情を抱かせてお金を騙し取る詐欺のことです。

たとえば、SNSやマッチングアプリなどで知り合ったのちLINEを交換し、何度かやり取りを重ねてから交通費や結婚費用などの名目で送金を求めてくるようなケースがあります。

加害者側が「もうこれ以上お金は取れないだろう」と判断したり、被害者側が詐欺に気付いたりした時点でブロックされて連絡が取れなくなる、というのが典型的です。

3.投資詐欺

投資詐欺とは、投資するように勧誘し、投資名目でお金を騙し取る詐欺のことです。

たとえば、外部サービスからLINEオープンチャットに誘導されたり、LINEでセミナーなどに招待されたりして投資を勧めてくるようなケースがあります。

「確実に利益が出る」「特別な儲け話がある」などと甘い言葉で誘ってきて、限界までお金を振り込ませたあとに連絡が取れなくなる、というのが典型的です。

なかには、偽の取引画面を提示して利益が出ているように見せかけたり、騙し取ったお金の一部を「利益が出た」と嘘をついて出金させたりして巧妙に信じ込ませる場合もあります。

4.副業詐欺

副業詐欺とは、副業するように勧誘し、お金や個人情報を騙し取る詐欺のことです。

たとえば、SNS・YouTube・インターネット広告からLINE登録を促され、LINEで勧誘を受けるというようなケースがあります。

「いいねを押すだけで高収入」「すき間時間で楽に稼げる」などの謳い文句で誘ってきて、言われるがまま氏名や住所などを伝えたり、登録料やサポート費用などの支払いに応じたりすると連絡が取れなくなる、というのが典型的です。

5.アカウント乗っ取り

アカウント乗っ取りとは、悪意のある第三者が、正規ユーザーになりすましてサービスに不正にアクセスすることです。

たとえば、ほかのSNSやサイトでも同じパスワードを使い回している場合には、ある日突然アカウントが乗っ取られたりするおそれがあります。

また、LINE公式を装ったメールの添付URLにアクセスし、偽のサイトと気付かずにパスワードなどを入力してしまった場合なども、乗っ取りの被害に遭うおそれがあります。

LINEアカウントが乗っ取られると、友達に対して手当たり次第にメッセージが送られたり、詐欺などに使用されたりするおそれがあります。

LINE詐欺の見分け方5選

以下のいずれかに該当する場合は、LINE詐欺の可能性があります。

  1. アカウント名が不自然である
  2. プロフィール情報が不自然である
  3. URLに不自然な点がある
  4. 個人情報や金銭の提供を求めてくる
  5. 強い言葉を使って煽ってくる

ここでは、LINE詐欺の見分け方について解説します。

1.アカウント名が不自然である

LINEのアカウント名が不自然な場合、詐欺アカウントのおそれがあります。

以下のいずれかに該当する際は、詐欺の可能性を疑いましょう。

  • 企業の公式アカウントのように見えるが、一部スペルが異なっている
  • アカウント名に「1」「.」「_」などの無関係な数字や記号が混ざっている
  • 「l(エル)」を「I(アイ)」に、「o(オー)」を「0(ゼロ)」などに置き換えている など

2.プロフィール情報が不自然である

LINEのプロフィール情報が不自然な場合も、詐欺アカウントのおそれがあります。

以下のいずれかに該当する際は、詐欺の可能性を疑いましょう。

  • 認証バッジが付いていない
  • ステータスメッセージの日本語がおかしい
  • プロフィール写真が粗い、不自然に整っている
  • 友達の数が極端に少ない など

3.URLに不自然な点がある

送られてきたLINEのURLが不自然な場合、詐欺のおそれがあります。

以下のいずれかに該当する際は、安易にアクセスせずに詐欺の可能性を疑いましょう。

  • URLの終わりが「line.me」以外になっている
  • URLの始まりが「https://」ではなく「http://」になっている
  • URLに「1」「.」「_」などの無関係な数字や記号が混ざっている など

4.個人情報や金銭の提供を求めてくる

LINEで個人情報や金銭の提供を求めてくるメッセージが送られてきた場合、詐欺のおそれがあります。

以下のようなメッセージが送られてきた際は、詐欺の可能性を疑いましょう。

  • 「LINEの認証番号・パスワードを教えてください」
  • 「本人確認のために本人確認書類の提出が必要です」
  • 「コンビニで電子マネーを購入してほしい」「○○円送金してほしい」
  • 「マネーロンダリング防止のため、本人確認金の送金が必要です」
  • 「不正取引を検知したため口座凍結しました。
  • 解除には調査費用が必要です」 など

5.強い言葉を使って煽ってくる

LINE詐欺の場合、強い言葉を使って煽ってくるのも特徴のひとつです。

メッセージなどで以下のような言葉が含まれている際は、詐欺の可能性を疑いましょう。

  • 「今すぐ」「緊急」「24時間以内」などの切迫感を強調する言葉
  • 「LINEアカウント停止」「利用制限」などの不安感を煽る言葉
  • 「絶対に儲かる」「○名様限定」などの特別感を強調する言葉 など

LINE詐欺の被害に遭わないための3つの対策

LINE詐欺に遭わないためには、以下のような対応が有効です。

  1. セキュリティ設定を見直す
  2. 定期的にログイン中の端末を確認する
  3. 友達以外のメッセージは無視する

ここでは、LINE詐欺の予防策について解説します。

1.セキュリティ設定を見直す

LINE詐欺に遭わないためにも、LINEのセキュリティを固めておきましょう

特に見直しておくべき設定や設定方法は以下のとおりです。

設定項目 設定方法
①パスワードを複雑なものに変更する ①ホーム→設定を選択
②アカウントを選択
③パスワードを選択
④新しいパスワードを入力し、変更を選択
【参考元】パスワードの登録・変更方法|LINEみんなの使い方ガイド
②電話番号からの友達追加をオフにする ①ホーム→設定を選択
②友だちを選択
③「友だちへの追加を許可」をオフ
【参考元】友だち追加を拒否する|LINEヘルプセンター
③LINEIDからの友達追加をオフにする ①ホーム→設定を選択
②プロフィールを選択
③「IDによる友だち追加を許可」をオフ
【参考元】友だち追加を拒否する|LINEヘルプセンター
④ログイン許可をオフにする ①ホーム→設定を選択
②アカウントを選択
③「ログイン許可」をオフ
【参考元】LINEの乗っ取り被害を防ぐために!確認しておきたい3つのこと
|LINEみんなの使い方ガイド
⑤二段階認証を有効にする ①ホーム→設定を選択
②アカウントを選択
③「WEBログインの2要素認証」をオン
【参考元】2要素認証を使ってLINEアカウントでログインする
|LINEみんなの使い方ガイド

2.定期的にログイン中の端末を確認する

LINE詐欺対策として、定期的にログイン中の端末を確認しておくこともおすすめします。

もし身に覚えのない端末が表示された場合、第三者によって不正アクセスされた可能性があるため、迅速にログアウトしてパスワードを変更しましょう。

ログイン中の端末の確認方法は以下のとおりです。

  1. ホーム→設定を選択
  2. アカウントを選択
  3. ログイン中の端末を選択
  4. 身に覚えのない端末がある場合、ログアウトを選択してパスワードを変更する

3.友達以外のメッセージは無視する

LINE詐欺に遭わないためには、友達以外からのメッセージは無視するのも大切です。

もし友達以外から怪しいメッセージが届いた際は、返信せずにブロック・通報しましょう。

ただし、なかには悪意のある第三者が友達のアカウントを乗っ取って「コンビニでプリペイドカードを購入してほしい」などのメッセージを送ってくることもあります。

たとえ友達からのメッセージでも、内容に不審な点がある場合は安易に応じず、ほかのSNSや電話などの別の手段で事実確認しましょう。

【ケース別】LINE詐欺の被害に遭った場合の対処法

ここでは、LINE詐欺の被害に遭ってしまった場合の対処法について解説します。

1.LINEにログインできる場合

「怪しいメッセージが届いた」「突然ログイン通知が届いた」などの不安な点はあるものの、LINEにログインして利用できている場合は、以下のような対応を取りましょう。

  • セキュリティ設定を見直す(パスワード変更・ログイン許可のオフ・二段階認証の設定など)
  • ログイン中の端末を確認し、身に覚えのない端末がある場合はログアウトする
  • 友達とのトーク履歴を確認し、送信した覚えのないメッセージがないかチェックする
  • 知らないうちにLINEグループに追加されていないか確認する など

2.LINEにログインできない場合

「アカウントからログアウトされました」などの画面が表示されて、LINEにログインできず利用不可になった場合は、以下のような対応を取りましょう。

  • カスタマーサポートに報告する
  • LINEの再インストールや再ログインを試す
  • LINEで繋がっている友人や家族に対し、ほかのSNSや電話などの手段で乗っ取り被害に遭ったことを伝える など

なお、詐欺被害に遭って金銭を騙し取られてしまった場合は、被害内容を示す資料を準備したうえで以下で解説する相談窓口を利用しましょう。

LINE詐欺の被害に遭った場合の3つの相談窓口

LINE詐欺の被害に遭ってしまった場合、主な相談窓口としては以下の3つがあります。

  1. 弁護士
  2. 警察
  3. 消費者ホットライン

ここでは、各窓口の特徴やサポート内容などを解説します。

1.弁護士|被害金を回収したい場合

LINE詐欺の被害金を回収したい場合は、弁護士に相談しましょう。

弁護士なら、被害金の回収見込みや回収方法などをアドバイスしてくれるだけでなく、回収手続きの代行を依頼することも可能です。

弁護士は法律知識や交渉ノウハウなどを活かして尽力してくれるため、素人が自力で回収に向けて動くよりもスムーズかつ納得のいく形での解決が望めます。

LINE詐欺トラブルについて信頼できる弁護士を探したいなら、当サイト「ベンナビIT」がおすすめです。

ベンナビITとは、インターネット問題が得意な全国の弁護士を掲載しているポータルサイトです。

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2.警察|加害者を処罰してほしい場合

LINE詐欺の加害者に対して処罰を望む場合は、警察に相談しましょう。

警察では、警察相談専用電話「#9110」番を設置しています。

「#9110」に電話すれば管轄先の警察本部などにつながり、相談内容に応じて指導・助言・相手方への警告・検挙などの対応が望めます。

詐欺被害に遭ったことを相談すれば、状況次第では加害者の逮捕に向けて動いてくれて、最終的に拘禁刑などの刑事罰が科されたりする可能性があります。

警察相談専用電話「#9110」番の具体的な対応内容や解決事例などは「警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ|政府広報オンライン」をご確認ください。

3.消費者ホットライン|今後の対応をアドバイスしてほしい場合

LINE詐欺の被害後の対応についてアドバイスしてもらいたい場合は、消費者ホットライン「188」番に相談しましょう。

消費者庁では、消費生活に関する相談窓口として、消費者ホットライン「188」番を設置しています。

「188」に電話すれば、近場の消費生活センターや消費生活相談窓口などに案内され、相談員による助言が受けられます。

弁護士や警察とは違って問題解決に向けた具体的なサポートは受けられませんが、「今後のアドバイスがほしい」「とにかく話を聞いてほしい」というような場合はおすすめです。

消費者ホットライン「188」の詳しい対応内容については「消費者ホットライン|消費者庁」をご確認ください。

LINE詐欺に関するよくある質問3選

ここでは、LINE詐欺に関するよくある質問について解説します。

1.どんなLINE詐欺がありますか?

LINE詐欺の代表的な手口としては、以下の5つがあります。

  1. フィッシング詐欺
  2. ロマンス詐欺
  3. 投資詐欺
  4. 副業詐欺
  5. アカウント乗っ取り

LINE詐欺の手口は多種多様であり、時代とともに巧妙化しています。

少しでも怪しいと感じたら無視するようにして、詐欺被害に遭ってしまった場合は相談窓口を利用しましょう。

2.LINEが乗っ取られた時の症状は?

LINEが乗っ取られた場合の症状としては、主に以下のようなものがあります。

  • LINEに突然ログインできなくなる
  • 見に覚えのないログイン通知が届く
  • 友達に勝手にメッセージが送られている
  • 知らないうちにLINEグループに追加されている など

上記のような症状があった場合、まだLINEにログインできる状態であれば、速やかにパスワード変更やログイン中の端末を確認するなどしてセキュリティ設定を見直しましょう。

すでにLINEにログインできない状態の場合は、LINEのカスタマーサポートに報告したり、再ログイン・再インストールを試したりしましょう。

3.LINE詐欺の被害に遭った場合はどこに相談すべき?

LINE詐欺の相談先としては、弁護士・警察・消費者ホットラインなどがあります。

相談先の選び方は、以下のように「どのような対応を希望するのか」によって異なります。

  • 被害金を回収したい場合:弁護士
  • 加害者を処罰してほしい場合:警察
  • 今後の対応をアドバイスしてほしい場合:消費者ホットライン

さいごに|LINE詐欺に遭った際は、ベンナビITで相談を

LINE詐欺の被害に遭ってお金を騙し取られてしまったら、弁護士に相談しましょう。

弁護士なら最適な解決方法をアドバイスしてくれますし、自分の代理人となって被害金の回収に向けて動いてくれるなど、詐欺被害者にとって手厚いサポートが望めます。

弁護士を探す際は、当サイト「ベンナビIT」がおすすめです。

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この記事の監修者
立花志功法律事務所
立花 志功 (日本弁護士連合会)
立花志功法律事務所は、北海道札幌市の法律事務所。トラブルに巻き込まれた方々を全力で助けるため、活動している。
ベンナビIT(旧IT弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビIT(旧IT弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビIT(旧IT弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。

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