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静岡県で風評被害に強い弁護士一覧

静岡県の風評被害に強い弁護士が10件見つかりました。
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弁護士 母壁 明日香(弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所)

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平日:07:00〜23:00
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弁護士
母壁 明日香
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弁護士 長瀨 佑志(弁護士法人長瀬総合法律事務所 東京支所)

住所
〒101-0032
東京都千代田区岩本町3-4-5第一東ビル803号室
最寄駅
都営新宿線 岩本町駅 A4出口 徒歩1分 JR秋葉原駅 昭和通り口 徒歩5分
営業時間
平日:07:00〜23:00
対応地域
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弁護士
長瀨 佑志
定休日
土曜 日曜 祝日
10件中 1~10件を表示

風評被害に強い静岡県のIT弁護士が回答した解決事例

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解決事例は、以下のルールに基づき表示させております。
・当サイトの有料登録弁護士の事例、無料登録弁護士の事例の順に優先的に表示
・地域及び相談内容がマッチする弁護士が回答した解決事例のみを表示

また、同じ優先度の事例については、無作為に並び順を決定し、且つ、定期的にその並び順を変更しております。
個人からの依頼
投稿者の特定・訴訟

慰謝料の大幅な減額に成功した事例

依頼者:40代男性の方
SNS
慰謝料を280万円減額することに成功
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個人からの依頼
投稿者の特定・訴訟

意見照会が届いた場合の対応

依頼者:自転車の修理等を行う自営業者様
掲示板
謂れのない請求を回避
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個人からの依頼
投稿者の特定・訴訟

名誉を侵害する内容の投稿について、迅速に削除を達成した事例。

依頼者:30代女性の方
ブログ
早期に投稿の削除に成功
事例を詳しく見る

静岡の会社が風評被害を受けた当日の動き

「あの工場は排水をごまかしている」「あの旅館は客の忘れ物を売っている」――根も葉もない話がSNSや掲示板で回り出し、問い合わせや予約の取消しが目に見えて増えたら、投稿の画面を残したうえで、数日のうちに弁護士に相談してください。投稿者を突き止める手続は、静岡地方裁判所ではなく東京地方裁判所で進むのが実情で、投稿を消させる仮処分は静岡地裁の本庁や浜松・沼津などの支部にも申し立てられます。東京と県内の両方の裁判所を使い分けられる弁護士に任せれば、会社は営業を続けながら、削除・特定・賠償・告訴を同時に進められます。

起きていることごとに、最初にやること

製品や料理の安全性についてうそが流れている
元の投稿と、それを広めた投稿をスマートフォンとパソコンの両方で開き、URLと日時が見える状態で保存してください。自主検査や保健所の立入りの記録を添えれば、弁護士が削除を求める書面をすぐ作れます。
社名を入れると検索候補に「やばい」「詐欺」と出る
何日に、どの検索サービスで、どんな語が並んだかを画面ごと記録してください。候補語の出どころになった投稿や記事を弁護士が洗い出し、検索事業者に申請するか裁判所に持ち込むかを見きわめます。
従業員の顔写真とともに店の悪口が拡散された
その従業員をしばらく接客から外し、投稿と転載先の一覧を作ってください。会社の信用の問題と従業員個人の名誉やプライバシーの問題を、弁護士がまとめて扱えます。
客に「ネットにさらす」と言われた後、悪評が投稿された
やりとりの録音や防犯カメラの映像、受け取ったメールを保存してください。脅しから投稿までのつながりを示せれば、削除の申立てや告訴の説得力が増します。
辞めた従業員や競合が書いたと思われる
本人に確かめる前に、投稿時刻の一覧と疑う理由を弁護士に渡してください。プロバイダの記録が消える前に開示の手続に入れば、推測ではなく裁判所の手続で書き手を特定できます。

違法な風評と受け止めるべき口コミの線引き

静岡の会社が弁護士に依頼する前に知っておきたいのは、評判を落とす投稿のうち法律で対抗できるのは一部だという点です。弁護士は投稿を次の3つのどれに当たるかで分け、選ぶ手続を決めます。

虚偽の話で信用や営業を損なうもの

刑法233条は、虚偽の風説を流すなどして人の信用を傷つける行為(信用毀損罪)と業務を妨げる行為(業務妨害罪)を、234条は威力を用いた業務妨害を処罰し、法定刑は3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金です。最高裁判所の平成15年3月11日判決は、販売される商品の品質に対する社会の信頼も、この「信用」に含まれるとしています。

事実を挙げて評判を下げるもの

内容が本当かどうかにかかわらず、公然と事実を示して名誉を傷つければ名誉毀損罪(刑法230条1項)の対象です。社会の利害に関わる事実を公益目的で書き、それが真実と証明された場合は罰せられません(刑法230条の2)。要件の細かな判断は静岡の名誉毀損に強い弁護士のページで扱っています。

客としての意見や改善の提案

実際の利用者が不満や改善点を書いた投稿は、言い方が厳しくても違法とまではいえない場合があり、削除や賠償の対象から外れることがあります。

3つ目の投稿について、静岡県のカスタマーハラスメント防止指針は、店を利用した客がSNSに丁寧な表現で改善を提案したことを理由に、その客の以後の利用を断る対応を「不適切な対応」の例に挙げています。批判に対して利用拒否や強い抗議で応じると、会社のほうが非難を浴びるおそれがあるので、正当な意見には改善の報告で応え、法的な手段はうその投稿に絞ってください。

民事では、不法行為の責任として売上の減少などの損害を請求でき、形のない損害も対象に入ります(民法709条・710条)。名誉が傷ついた場合には謝罪広告など名誉を回復する処分も求められます(民法723条)。競合会社がうその情報を取引先に告げたり広めたりしている場合は、不正競争防止法2条1項21号に当たり、差止め(3条)・損害賠償(4条)・信用回復の措置(14条)を請求できます。こうした不正競争の訴えは、静岡地方裁判所に管轄があるときでも東京地方裁判所に起こせます(民事訴訟法6条の2第1号)。

出典:e-Gov法令検索「刑法」、同「民法」、同「不正競争防止法」、同「民事訴訟法」、裁判所「最高裁判所 平成15年3月11日判決(平成14年(あ)第1198号)」、静岡県「カスタマーハラスメント防止指針」

静岡地裁と東京地裁の使い分け

情報流通プラットフォーム対処法は、発信者情報開示命令の申立て先を、SNS事業者やプロバイダなど相手方の本店や住所を基準に決めています(10条1項)。静岡県は東京高等裁判所の管轄なので、静岡地裁が管轄を持つ場合でも、東京地方裁判所への申立てが認められています(同条3項1号)。

実際の数字を見ると、令和7年に静岡地裁へ新たに出された開示命令の申立ては0件(令和6年は1件)です。同じ年、東京高裁管内の9,346件のうち9,343件が東京地裁に申し立てられています。投稿者の特定では東京地裁の運用に通じた弁護士を選ぶと、申立ての準備で回り道をせずに済み、会社は資料を渡すだけで手続を進めてもらえます。

投稿の削除を求める仮処分は、県内でも申し立てられます。本庁では3階の民事訟廷(054-251-3170)、浜松支部では1階の地裁事件受付(053-453-7166)、沼津支部では1階の民事訟廷事務室(055-931-6002)、富士支部では民事係(0545-52-0378)が保全の申立てを扱います。申立て手数料は1件2,000円で、静岡地裁が令和7年に受けた保全命令の申立ては147件、うち仮処分が51件です。浜松市・磐田市・袋井市・湖西市の会社は浜松支部、沼津市・三島市・熱海市・伊東市などの会社は沼津支部が近い窓口になります。

投稿が少なく、すぐ消したい

運営者への削除依頼か静岡地裁への仮処分を先に進めます。消す前に保存した画面があれば、後から特定に切り替えても困りません。

同じ人物が書き続けている

東京地裁への開示命令を優先します。通信記録の保存期間には限りがあるので、気づいてから日を置かずに弁護士へ依頼してください。

拡散を止めつつ責任も問いたい

削除と特定を同時に申し立てます。一つの事務所が両方を担当すると、証拠をまとめて出せ、会社が同じ説明を何度もしなくて済みます。

手続の中身は、SNSの投稿は静岡のSNS投稿削除に強い弁護士、投稿者の特定は静岡の情報開示請求に強い弁護士、地図アプリなどの口コミは静岡の口コミ削除に強い弁護士のページで詳しく読めます。

出典:e-Gov法令検索「情報流通プラットフォーム対処法」、同「民事訴訟費用等に関する法律」、最高裁判所「司法統計年報(民事・行政編)令和7年 第4表」、静岡地方裁判所「窓口案内」、裁判所「申立書提出先一覧(静岡地方裁判所)」

打ち消しの発表より前に済ませること

うわさを否定する発表は、早さより正確さを優先してください。事実関係を確かめずに全面否定し、後から一部でも当たっていたとわかると、発表そのものが新たな批判の的になります。静岡市の本社と浜松・沼津の営業所のように拠点が分かれている会社は、情報が散らばる前に次の手順で集約してください。

発表の前にそろえておくもの

  • 見つかった投稿を1件ごとに、URL・投稿日時・発見日時・発見者と保存画像の名前で並べた台帳
  • 投稿の主張ごとに、打ち消せる社内資料があるかどうかを書き込んだ対照表
  • 取引先・報道・一般の客からの問い合わせを受ける担当者の名前と、社員向けの「個人のSNSで反論しない」という通知
  • 弁護士に目を通してもらった発表文の案(否定するのは裏づけのある点だけ)

この時期に対応へ時間を取られた社員の名前・日付・作業・時間は、毎日記録に残してください。賠償を求める際に人件費として金額に直せる材料になり、弁護士が請求額を組み立てるときの土台になります。

社名のサジェストと転載記事を消す手順

検索窓に社名を打つと出てくる候補語(サジェスト)は、検索サービスの側が利用者の検索傾向などから自動で出しているもので、どこかの投稿をそのまま映したものではありません。削除を求める相手は検索サービスの運営会社で、運営会社の申請手続を使う方法と、裁判所の仮処分を使う方法があります。

裁判例は一方向ではありません。弁護士会の会報「LIBRA」2017年10月号の特集は、個人名に犯罪を思わせる候補語が付いた事案を取り上げ、東京地方裁判所が平成24年3月19日の仮処分決定と平成25年1月15日の本案判決で削除を認めた一方、控訴審(東京高等裁判所 平成26年1月15日判決)では比較衡量の結果として逆転したと紹介しています。社名の候補語はこの事案と条件が違うので、静岡の会社が争うなら、候補語が事実に反することを示す資料と、候補語が出るようになった時期の投稿をそろえて弁護士に渡し、申請と仮処分のどちらが見込みが高いかを判断してもらってください。

まとめサイトの場合、元の掲示板の投稿が消えても、まとめ記事が残れば検索結果に出続けます。削除の依頼は元の投稿とまとめ記事を並べて出し、まとめサイトの運営者が名乗っていなければ、サイトを置いているサーバー会社にも依頼を向けてください。依頼先の調査から任せられる弁護士に頼めば、社内の担当者が何日も検索に張りつく必要がなくなります。

出典:東京弁護士会「LIBRA 2017年10月号 特集 インターネット検索サービスの表示削除をめぐる諸問題」

減った売上を賠償で取り戻す証拠

売上が下がっただけでは賠償は取れず、下がった理由がうわさだと証拠で結びつけた部分だけが認められます。東京地方裁判所の平成23年4月20日判決は、そのことがよくわかる例です。インターネット上の投稿ではなく、競合会社がレンタルオフィス事業者の顧客29社に虚偽の通知を送った事件で、3,084万3,608円の請求に対し、349万5,608円の支払いが命じられています。

判決で分かれた損害

認められた:対応にかかった人件費 119万5,608円
対策チームの3人と各地のマネージャー15人が通常業務を離れた時間を、それぞれの時給で積み上げた額です。担当者の陳述書が業務内容と時給をつかんだうえで書かれていたため、信用できると判断されました。
認められた:信用が傷ついた無形の損害 200万円と弁護士費用 30万円
顧客から経営状態を不安視されて健全性の証明を求められたこと、信用不安を材料に賃料の値下げを求められたことなどが考慮されています。
認められなかった:更新しなかった・解約した顧客の分
短期の契約で通知がなくても更新しないことはあり得るうえ、通知前から移転を計画していた顧客もいたため、通知が主な原因とはいえないとされました。

損害の発生は明らかでも、性質上どうしても金額を立証できない場合は、裁判所が相当な額を定められます(民事訴訟法248条)。それでも損害が出たこと自体は会社側が示す必要があるので、静岡の会社は次の記録を気づいた日から残してください。

賠償の請求に使える記録

  • うわさの前後で比べられる、日別・週別の売上と来店数や受注数
  • 取引の打ち切りや予約の取消しを伝える連絡のうち、うわさを理由に挙げたもの
  • 対応した社員の業務日報と、時給を示す給与の資料
  • 説明会の開催費や訂正広告の出稿費など、評判を立て直すために使ったお金の記録

賠償の訴えは、140万円以下なら県内10か所の簡易裁判所、それを超えれば静岡地方裁判所の本庁か支部に起こします。3人の裁判官による合議事件は本庁・沼津支部・浜松支部の3か所だけが扱い、富士・下田支部の事件は沼津支部、掛川支部の事件は浜松支部に回ります。投稿が行われた地の裁判所にも訴えられるので(民事訴訟法5条9号)、会社から通いやすい裁判所を弁護士に選んでもらってください。損害と加害者を知ってから3年、投稿から20年を過ぎると請求できなくなります(民法724条)。

出典:裁判所「東京地方裁判所 平成23年4月20日判決(平成21年(ワ)第11566号)」、e-Gov法令検索「民事訴訟法」、同「民法」、裁判所「静岡県内の管轄区域表」

静岡県警へ告訴を持ち込む手順

静岡県警にはサイバー犯罪専用の相談電話がなく、ネット上の被害の相談は警察庁の統一窓口(オンラインのフォーム)で受け、警察庁から県警のサイバー犯罪対策課へ連絡が回る仕組みです。相談だけでなく被害届や告訴まで進めたいときは、本社や被害にあった店舗の所在地を受け持つ警察署に電話して日時を決め、資料を持って出向いてください。県内28の警察署では、警務課が総合的な相談を24時間受けています。

1. 管轄の警察署に電話する

会社の所在地を受け持つ署に、ネット上の信用毀損の被害で相談したいと伝え、担当と来署の日時を決めます。

2. 資料を印刷して持参する

投稿ごとのURLと日時、保存した画面、うわさが事実でないとわかる資料、売上や予約の落ち込みの記録を、時系列の一覧にまとめて持っていきます。

3. 被害届か告訴状を出す

処罰を求める意思をはっきり示すなら告訴状を出します。どの罪に当たるかを整理した告訴状を弁護士に作ってもらえば、署での説明が短く済みます。

夜間や休日に相談したいときは、県警ふれあい相談室(#9110・054-254-9110)が24時間受け付けています。信用毀損罪・業務妨害罪は告訴がなくても起訴できる罪なので、名誉毀損罪のように犯人を知ってから6か月という告訴期間はありません(刑法232条・刑事訴訟法235条)。その一方で、行為から3年で公訴時効を迎えます(刑事訴訟法250条2項6号)。

告訴は検察官に対しても書面か口頭で行えます(刑事訴訟法241条1項)。静岡地方検察庁の被害者ホットライン(054-252-7204、平日8時30分〜17時15分)が被害者からの相談に応じ、不起訴になって納得がいかないときは、静岡・沼津・浜松の検察審査会に審査を申し立てられます。

出典:静岡県警察「ネットの安全対策」、同「相談窓口一覧」、同「犯罪被害者のための相談窓口」、e-Gov法令検索「刑事訴訟法」、静岡地方検察庁「被害者支援」、裁判所「全国の検察審査会一覧表」

県のカスハラ条例で従業員を守る社内ルール

静岡県カスタマーハラスメント防止条例は令和8年4月1日に施行され、「何人も、あらゆる場において、カスタマーハラスメントを行ってはならない」と定めています(4条)。事業者には、従業員を守る体制を整え、行為の中止を申し入れるなどの努力義務があります(7条)。県の指針は、電話やメールだけでなくSNSでの行為もカスハラの手段に含め、従業員個人がわかる写真を無断で撮ってSNSに中傷のコメントとともに投稿する行為を例に挙げています。

条例に罰則はなく、投稿の削除を県が求める仕組みもありません。それでも、指針の例を社内の対応方針に引用しておけば、店頭で「ネットに書く」と迫られた従業員が一人で抱え込まずに上司へ引き継ぐ根拠になります。方針には、やりとりを録音・記録する手順と、投稿が見つかったら弁護士に回す連絡の流れも書き込んでください。

国の制度でも、2026年10月1日施行の改正労働施策総合推進法で、カスタマーハラスメントを防ぐ措置が事業主の義務とされました。条例の努力義務と法律の義務を一つの社内規程にまとめる作業も、実際に投稿された悪評への対応とあわせて弁護士に頼めます。

出典:静岡県「静岡県カスタマーハラスメント防止条例」、同「カスタマーハラスメント防止指針」、厚生労働省「令和7年労働施策総合推進法等の一部改正について」

風評対策業者に任せてよい範囲

風評対策の業者が提供するのは、主に会社の好意的な情報を増やして悪い評判を検索順位の下へ追いやる逆SEOと、ネット上の評判の監視です。表示の順番が変わるだけで、問題の投稿は消えずに残ります。

弁護士法72条は、弁護士や弁護士法人でない者が報酬目的で他人の法律事件について代理や和解などの法律事務を扱うこと、またその周旋を仕事にすることを禁じています。サイト運営者への削除の請求、裁判所への申立て、書き手との賠償の話し合いは、弁護士の仕事です。

弁護士に頼む作業

削除の請求・仮処分、開示命令、損害賠償の交渉と裁判、告訴状の作成と警察署とのやりとり。取引先に出す説明文の法的な点検も含めて依頼できます。

業者に頼んでよい作業

自社の情報発信の支援や、評判の定期的な監視といった広報の領域です。投稿を消す力はないので、法的な手続と切り分けて契約してください。

業者の契約書や見積書に、削除の代行や掲載先との交渉が含まれていたら、その項目は契約から外してください。資格のない業者が法律事務を扱っている疑いがあれば、日本弁護士連合会は業者の所在地を受け持つ弁護士会への連絡を呼びかけており、県内の業者なら静岡県弁護士会が調査を頼む先です。

出典:e-Gov法令検索「弁護士法」、日本弁護士連合会「隣接士業・非弁活動・非弁提携対策」

静岡で風評被害を依頼するときの費用

弁護士費用の基準は各事務所が決めており、静岡県弁護士会も旧来の報酬基準を2004年に廃止しているため、公的に示された相場はありません。削除で終わるか、特定・賠償・告訴まで進むかで総額が何倍にも変わるので、2〜3の事務所に手続ごとの内訳で見積りを出してもらい、内訳どうしで比べてください。

見積りで分けて書いてもらう内容

  • 初めの相談と続けて相談する場合のそれぞれの料金
  • 削除請求・仮処分・開示命令・賠償の請求・告訴ごとの着手金と成功報酬
  • 投稿や掲載サイトが増えた場合に加わる費用の計算方法
  • 東京地裁に出向く場合の交通費・日当の扱い
  • 手数料や切手、仮処分の担保金など、報酬とは別に裁判所へ納める費用

依頼前に見通しだけ聞きたいなら、静岡県弁護士会の法律相談センターが30分5,500円(税込)で相談を受けています。相談は平日の昼間で、静岡・浜松・沼津の各センターのほか掛川・下田のセンターもあり、予約は静岡支部(054-252-0008)・浜松支部(053-455-3009)・沼津支部(055-931-1848)への電話かインターネットで受け付けています。夜間や土日の相談枠は弁護士会にはないので、店を閉めた後に話したい場合は、夜間・休日の面談に応じる事務所を一覧から選んでください。

中小企業や個人事業主は、ひまわりほっとダイヤル(0570-001-240)で申し込むと、静岡県弁護士会の案内では初回30分の相談料が無料です。受付の後に担当の弁護士から折り返しの連絡が来るので、手元に投稿の一覧を用意して待ってください。

出典:日本弁護士連合会「弁護士費用(報酬)とは」、静岡県弁護士会「弁護士費用」、同「法律相談のご案内」、同「相談会場へのアクセス」、同「ひまわりほっとダイヤル」

536人の静岡県弁護士会から依頼先を選ぶ

静岡県弁護士会には2026年9月1日現在で536人の弁護士が登録しています。弁護士会の相談にはインターネットや風評被害の専門の枠がないため、取扱分野を公開している事務所の中から、次の条件をすべて満たすところに絞ってください。

静岡で依頼先を決める条件

  • 開示命令を東京地裁に、削除の仮処分を静岡地裁(本庁・支部)に申し立てた経験を具体的に話せる
  • 特定の後の賠償請求と告訴まで、担当を交代させずに受け持てる
  • 投稿の件数と手続の段階に応じた費用を、依頼前に書面で出せる

この3条件に当てはまる事務所を、会社の事情でさらに絞り込めます。伊豆や県西部から静岡市まで出る時間がなければオンライン面談可や来所不要、平日の昼に動けないなら夜間の面談可能や休日の相談可、拡散が続いているなら当日面談可能、費用を抑えるなら初回の面談相談無料や分割払い対応を選んでください。

出典:日本弁護士連合会「弁護士会別会員数」、静岡県弁護士会「法律相談のご案内」

静岡の事業者が費用をかけずに頼れる相談先

会社としての対応を相談するのか、名指しされた社長や従業員が個人として相談するのかで、向いている相談先が違います。県内で費用をかけずに使えるのは次の相談先です。

ひまわりほっとダイヤル(静岡県弁護士会)

中小企業・個人事業主向けの申込み電話で、0570-001-240。担当弁護士から折り返しがあり、初回30分は無料です。

西部版・東部ホームローヤーダイヤル(静岡県弁護士会)

地域を限った弁護士の無料電話相談です。浜松・掛川の簡易裁判所の管内に住む人は西部版(053-401-3335、偶数日の平日13時30分〜15時30分・15分以内)、東部に住む人は市町ごとに決まった曜日に東部ホームローヤーダイヤル(055-928-7178、13時30分〜15時30分・20分以内)を使えます。

違法・有害情報相談センター(総務省の委託事業)

削除依頼の出し方を助言してくれます。2024年度の相談者3,297人には、個人事業主271人と企業・団体189人が含まれます。受付はWebフォームで、違法かどうかの判断はしません。ihaho.jp

静岡地方法務局(人権相談)

会社ではなく、社長や従業員個人の名誉・プライバシーが傷つけられたときの相談先です。みんなの人権110番(0570-003-110、平日8時30分〜17時15分)、または法務局の代表(054-254-3555、音声案内で5番)。浜松支局は 053-454-1396。

静岡県人権啓発センター

054-221-3330(平日9時〜16時30分)。当事者の間に入る権限はありませんが、個人として中傷された従業員が、どこに相談すればよいかを教わる入口として使えます。

出典:静岡県弁護士会「ひまわりほっとダイヤル」、同「ちょっと電話で聞いてみたい」、総務省「令和6年度 インターネット上の違法・有害情報対応 相談業務等の請負 報告書(概要版)」、静岡地方法務局「人権擁護事務」、同「管内法務局一覧」、静岡県「静岡県人権啓発センター 相談」

静岡の経営者から寄せられる風評被害の疑問

浜松の会社です。賠償の裁判はどこで起こせますか。

浜松市・磐田市・袋井市・湖西市の事件は、地方裁判所なら浜松支部、請求額が140万円以下なら浜松簡易裁判所が受け持ち、合議事件も浜松支部で審理されます。静岡市の本庁まで行かずに済むので、書き手の住所地の裁判所と比べて通いやすいほうを弁護士に選んでもらってください。

警察庁のオンライン窓口に送るだけで足りますか。

処罰まで求めるなら、警察署への届出も準備してください。オンラインの窓口は通報や相談を受け付ける入口で、県警のサイバー犯罪対策課に情報が回る仕組みです。被害届や告訴状は、会社の所在地を受け持つ警察署に電話で日時を決め、印刷した資料を持って出向いて出してください。

会社の相談に法テラスは使えますか。

使えません。法テラス静岡は、法人の相談を無料法律相談の対象外としています。会社としての相談は、初回30分が無料になるひまわりほっとダイヤルか、初回無料の面談に応じる事務所を一覧から選んで申し込んでください。

県のカスハラ条例があれば、悪評の投稿を消してもらえますか。

消してもらえません。静岡県の条例には罰則がなく、県が投稿の削除を求める制度もありません。削除は運営者への請求か静岡地裁などへの仮処分で進むので、投稿の画面を弁護士に見せ、早く消せるほうを選んでもらってください。

検索候補に出る悪い言葉を、自社で消す方法はありますか。

検索サービスが用意する削除申請は、会社自身でも出せます。候補語が事実に反することを示す検査記録や取引の記録と一緒に弁護士に申請を任せれば、断られたときに仮処分へ切り替える準備まで一度に進められます。

名指しされた従業員も、個人として責任を問えますか。

問えます。会社の信用の問題とは別に、従業員は自分の名誉やプライバシーの侵害として削除や慰謝料を求められます。同じ弁護士に会社と従業員の分をまとめて頼めば、同じ投稿の証拠を一度で使え、従業員は静岡地方法務局の人権相談で気持ちの整理をつけながら進められます。

静岡で風評被害に強い弁護士を探す うその投稿の削除、書き手の特定、損害の回収と告訴まで、県内の弁護士を会社の都合に合う条件で比べて選べます

初回無料の面談、夜間や休日の面談、オンライン面談、来所不要など、営業を止めずに相談できる事務所を探せます。投稿の画面を残したら、プロバイダの記録があるうちに連絡してください。

静岡で初回の相談が無料の風評被害の弁護士を見る
ベンナビITのウェブサイト上に表示された、弁護士相談を促すポップアップ。