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Youtubeでの肖像権侵害|勝手に動画を投稿された際の対処法
私的情報・画像流出 公開日:2019.6.7 弁護士監修記事

Youtubeでの肖像権侵害|勝手に動画を投稿された際の対処法

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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Youtubeにあなたのことを特定できる動画が勝手に投稿された場合、動画の内容によっては肖像権侵害が認められる可能性があります。

ネットが普及した現代では、Youtube上に顔を晒す行為は、大きなリスクが伴います。もし望まずに動画が投稿されてしまった場合は、早急に対処したほうが良いでしょう。

この記事では、Youtube動画が肖像権侵害になる要件と、肖像権侵害をされた際の対処法をご紹介します。

肖像権侵害に関するトラブルは
弁護士へご相談ください!

下記のすべての事項に該当する場合、肖像権侵害が認められる可能性は高いです。

  • 自分であることが明確にわかる
  • 撮影および撮影物の公開を許可してない
  • 不特定多数の目につく場所への公開
  • 個人特定による精神的ダメージが大きい


賠償金の請求や画像・動画の削除を望むなら、弁護士への依頼が有効になるでしょう。

IT弁護士ナビでは、肖像権侵害トラブルの解決が得意な弁護士を掲載しています。

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肖像権侵害として扱われる要件

まず、肖像権侵害はどのような状況で成立するかについて把握しておきましょう。

肖像権とは、みだりに顔・容姿を撮影および公表されない権利のことです。法律による明確なルールは定められていませんが、以下の4つの要件を満たす状況であれば、肖像権侵害と認められる可能性があります。

  1. 本人の容姿が明確に特定できる
  2. 本人に撮影・動画投稿の許可を得ていない
  3. 拡散性が高い媒体に投稿する
  4. 公表されることで具体的なダメージを被る


Youtubeは動画サイトの代名詞といえるほど有名なサイトです。③の『拡散性が高い媒体』という要件は間違いなく満たしていますので、動画内容によっては肖像権侵害が成立する可能性はあります。

Youtubeに自分が映った動画を公開された場合

次に、肖像権侵害になりやすい動画となりにくい動画の例をご紹介します。

肖像権侵害になりやすい動画

肖像権侵害が成立するかは、動画の内容があなたの具体的なダメージとなっているか(社会生活に現実的な悪影響が生じているかどうか)が重要な判断ポイントになるでしょう。

肖像権侵害になりにくい動画

駅や公園など、人が沢山いる公共の場で撮影されて、背景として少し写り込んでしまった。このような動画内容の場合は、肖像権侵害として扱われる可能性は低いでしょう。

人が沢山いる場所で少し写り込んだだけでは個人の特定は困難ですし、公共の場にいる様子が映っただけでは、社会生活に悪影響を与えているとはいえないためです。

基本的に、背景として動画に写り込んでしまった状況では、撮影場所が人に居ることを知られて困る場所でないと、肖像権侵害は認められにくいと考えられます。

Youtubeで肖像権侵害をされた時の対処法

Youtubeで肖像権侵害をされた時の対処法を2つご紹介します。

肖像権侵害への対処法

  • Youtubeへ削除依頼を出す
  • 動画投稿者を特定して訴える

Youtubeへ削除依頼を出す

Youtubeでは、他人の権利を侵害する動画の投稿を許可していません。相談窓口で肖像権侵害を報告すれば、Youtube運営に動画を削除してもらえる可能性があります。

まずは、動画が多くの人の目に触れないようにすることが先決です。Youtubeの『相談窓口』からお問い合わせください。

万が一、Youtubeから動画を消してもらえない場合には、裁判(仮処分)を行い裁判所から削除命令を出してもらう必要があります。手続きの詳細に関しては、以下の記事をご参照ください。

【詳細記事】ネットの書き込みには削除の仮処分を!仮処分が認められる要件と流れ

動画投稿者を特定して訴える

「動画投稿者を訴えて慰謝料を請求したい!」という場合には、投稿者の身元を特定する必要があります。投稿者の特定から慰謝料請求までの手続きの流れは、以下の通りです。

犯人特定手続きの流れ

  1. Youtubeへ投稿者のIPアドレス開示請求
  2. 仮処分(※開示に応じてもらえなかった場合)
  3. IPアドレスからプロパイダの特定
  4. プロパイダへ投稿者の個人情報開示請求
  5. 裁判(※開示に応じてもらえなかった場合)
  6. 動画投稿者特定
  7. 損害賠償請求

基本的に、犯人特定の手続きには裁判が必要になるケースがほとんどです。裁判で肖像権侵害の事実と被害を立証できれば、投稿者の情報が開示されるでしょう。

なお、投稿者の特定にかかる期間は、半年前後がおおよその目安といわれています。手続きの詳細については、以下の記事をご参照ください。

【詳細記事】ネット誹謗中傷の犯人特定方法|必要な期間と費用の目安を確認

法的措置を検討する場合

「Youtubeが削除依頼に対応してないけど何としても動画を削除したい」「犯人を訴えて慰謝料を請求したい」という場合には、裁判での対応が必要になる可能性が高いです。

動画投稿者の情報開示請求や特定後の慰謝料請求には、法律の知識が欠かせません。そのため、弁護士のサポート受ける必要があるでしょう。

Youtubeの肖像権トラブルの解決には、法律だけでなくネットの知識も必要になりますので、IT分野を得意とする弁護士への相談をご検討ください。

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弁護士費用の目安

Youtubeの投稿者特定や慰謝料請求に必要な弁護士費用の相場は、以下の通りです。

 

着手金

報酬金

裁判費用

削除依頼

裁判外

5万円~10万円

5万円~10万円

×

裁判

約20万円

約15万円

3万円

発信者の身元特定

裁判外

約5万円~10万円

約15万円

×

裁判

約20万円~30万円

約15万円~20万円

6万円

損害賠償請求

裁判外

約10万円

慰謝料の16%

×

裁判

約20万円

慰謝料の16%

3万円

料金体系や金額は法律事務所によって異なりますので、詳細は依頼前の法律相談時に念入りに確認してください。

なお、投稿者特定にかかった費用に関しては、投稿者に対して請求が認められるケースもあります(※裁判官の判断次第のためケースバイケース)。

投稿者に請求できる慰謝料の相場

肖像権侵害で請求できる慰謝料の相場は、5〜20万円ほどです。

また、動画の内容が名誉毀損プライバシー侵害などに該当する場合は、以下が慰謝料のおおよその目安となるでしょう。

権利侵害

慰謝料の相場

名誉毀損(一般人)

10〜50万円

名誉毀損(事業主)

50〜100万円

プライバシー侵害

10〜50万円

プライバシー侵害(ヌード写真の公開)

100万円以上

肖像権侵害についてよくあるQ &A

 

有名人でも肖像権侵害になるのか

公の場に姿を公表している有名人は、すでに肖像が大衆に認識されているため、一般人よりは肖像権侵害が成立しにくいといえます。しかし、有名人だから肖像権がないというわけではありません。

むしろ有名人は肖像それ自体に価値がある場合が多く、商業的観点から肖像を保護する権利(パブリシティー権)が一般人よりも強いと考えられています。

そのため、有名人だから、画像や動画を勝手に利用できるということはまったくなく、無断・無許可でこれを行うと権利侵害に該当する可能性は十分にあります。

公務中の警察には肖像権はないのか

公務中の警察にも肖像権はあります。そのため、警察官の顔がわかるような状態でやり取りを撮影し、その動画を不当な動機・目的で公開すれば、違法になる可能性は十分にあります。

まとめ

Youtubeの動画内容が、あなたの撮影を目的としていたり、あなたの社会生活へ悪影響を与える状況だったりする場合には、肖像権侵害が認められる可能性があります。

自分が写った動画を勝手にYoutubeに投稿されてしまった場合は、以下の対処法が有効です。

  • 動画の削除依頼を出す
  • 動画投稿者を特定して訴える

Youtubeでの肖像権トラブルは、動画が多くの人の目に触れる前に少しでも早く解決する必要があります。当記事の情報を参考に、早急にご対応いただければ幸いです。

肖像権侵害に関するトラブルは
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下記のすべての事項に該当する場合、肖像権侵害が認められる可能性は高いです。

  • 自分であることが明確にわかる
  • 撮影および撮影物の公開を許可してない
  • 不特定多数の目につく場所への公開
  • 個人特定による精神的ダメージが大きい


賠償金の請求や画像・動画の削除を望むなら、弁護士への依頼が有効になるでしょう。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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