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関連キーワードの削除ガイド|企業の風評被害対策【Yahoo/Google】
誹謗中傷 2018.10.31 弁護士監修記事

関連キーワードの削除ガイド|企業の風評被害対策【Yahoo/Google】

弁護士法人ネクスパート法律事務所
監修記事
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Yahoo(虫眼鏡)やGoogleの関連キーワードとは、検索した内容に関係する需要の高いキーワードを検索エンジンの下部に表示させ、インターネット初心者でも知りたい情報が簡単に手に入るようにするための便利機能です。

 

一見とても便利な機能ですが、ネガティブサジェストと呼ばれる、企業のイメージを悪くしてしまうキーワードが表示されてしまうこともあります。具体的には「ブラック企業」や「サービス残業」「パワハラ」などが挙げられます。

万が一、あなたの企業名を検索したときにネガティブサジェストが表示された場合、どのように対処すれば良いのでしょう。実は、関連キーワードは削除することが可能です。そこで今回は関連キーワードの削除方法に加え、表示の仕組みや自社の関連キーワード検索方法についてご紹介します。

 

 

関連キーワード表示の仕組み

YahooとGoogle関連キーワードは、検索する人が多かったものが関連として表示される仕組みになっています。そのため、検索する側のニーズによっては企業にとってマイナスイメージをもたらす可能性も否定できません。

例えば、企業名を検索するときのニーズには以下のことが考えられます。

  • その企業の製品やサービスについて調べる
  • 就職や転職希望者がどんな会社なのか知るために調べる

そして、上記のニーズに対し、検索する側は以下のようなキーワードで検索をかけるでしょう。

製品やサービスに関する検索で
使用するキーワード例
口コミ、評判、使い方、全成分、効果、悪い評判、効かない、おいしくない など
就職や転職希望者が検索で
使用するキーワード例
ブラック、口コミ、評判、休暇
サービス残業、過労死、自殺、リストラ
社風、残業、パワハラ、セクハラ、給料未払い など

たとえ事実に反する内容であっても、検索する側がどんな製品や企業なのか調べるためにネガティブなキーワードを入力すれば、YahooやGoogleの関連キーワード一覧に載ってしまいます。

あなたが転職を検討している企業があった場合、問題のない会社かどうか知るために「○○企業 ブラック」と検索することはありませんか?検索エンジンはあくまでも、その人が入力したキーワードを集めるだけのため、意図しない関連キーワードが表示されてしまうのです。

サジェスト(入力補助)との違い

サジェスト(入力補助)と関連キーワードの違いを確認しておきましょう。サジェスト機能とは、検索バーに3文字以上入力すると検索者が知りたいと思うキーワードを表示させ、入力の手間を省いてくれるものです。ちなみにこの機能は、ブラウザ設定によりOFF設定にすることも可能です。

Googleの関連キーワード削除方法

具体的な関連キーワードの削除方法を確認していきましょう。まずは、Googleの関連キーワードの削除方法について以下にまとめました。また、申請から削除までにどのくらいの期間がかかるのかについても記載しています。

削除してほしいキーワードをまとめる

まずは、企業名で検索をかけて下部に表示される検索キーワード内に表示される内容で削除してほしいキーワードをまとめます。

専用フォームに必要事項を入力

Googleの専用フォームに必要事項を入力して送信ボタンを押下します。入力必須項目がいくつか設けられていますが、虚偽の内容を入力しないように注意してください。フォーム画面下部にも記載がありますが、偽証罪に問われる可能性があります。

引用元:google

削除までの期間目安

関連キーワードの削除依頼から1ヶ月以内に、Googleから削除可否に関する回答が申請フォームに入力したメールアドレス宛に届くようになっています。万が一、削除が認められなかった場合は、弁護士に相談し適切な対処法について指示を仰ぐのが良いでしょう。

Yahoo関連キーワード削除方法

続いてYahooの関連キーワード削除方法について確認してみましょう。Googleと同様に専用フォームに必要事項を入力して送信すれば依頼完了です。Googleとは異なり、メールアドレスなどの個人情報に関する入力項目はありません。

検索画面を保存(スクリーンショット)

まず始めに、関連キーワードが表示されている画面をスクリーンショットして、内容を保存しておきます。スクリーンショットは、Windowsの場合「prt sc sysrq」ボタンを押下、Macは「shift + command + 4」を押下すればできます。

削除申請の専用フォームに必要事項を入力

関連検索ワードに関する情報提供フォームのリンクをクリックすると、以下の画面が表示されます。内容を確認してから「次へ」を押下します。

「次へ」をクリックすると、以下のような画面が表示されますので検索後の画面URLをコピーして「検索結果ページのURL」欄に貼り付けます。その後、削除してほしい関連キーワードを「関連検索ワード」欄に入力します。

詳細」欄には、削除を希望する理由を入力します。内容は「○○株式会社はパワハラの事実がないのに、関連キーワードに「パワハラ」と表示されています。大変困っていますので削除をお願いします。」と入力すれば大丈夫です。

必須項目の入力完了後、「確認」ボタンを押下すると下記のような確認画面が表示されます。内容に誤りがないか確認した上で「送信」ボタンを押下しましょう。送信が完了したら削除依頼手続きは完了となります。

引用元:Yahoo

削除までの期間目安

Yahooに関連キーワードの削除依頼をした後、どのくらいの期間で対応してくれるのでしょう。基本的には、1~7日ほどで削除してもらえるケースが多いようです。もし削除が認められなかった場合は、弁護士相談など他の対応方法を検討すべきでしょう。

自分でできる|自社の関連キーワード検索と検索数を調べるツール

自社の関連キーワードや検索数は、自分で調べることができます。以下に簡単に使える検索ツールをまとめましたので、どんな検索がなされているか調べる際に活用してみてください。

【キーワード検索ツール】

関連キーワードの削除や非表示を検討する際に役立つ知識

関連キーワードの削除を検討する際に役立つ知識が2つあります。企業の風評被害を最小限に留めるため、ネガティブなキーワードはいち早く削除するのが望ましいことです。さらに、以下のことを前もって心得ておくと様々な事態に備えた対策の検討ができるでしょう。

申請すれば何でも適用される訳ではない

YahooやGoogle関連キーワードの削除依頼は、申請すれば必ず削除が認められるものではありません。削除不要と判断されて申請が通らない可能性もあるのです。万が一、審査が通らなかった場合は、弁護士などの専門家に相談してみましょう。

企業の風評被害を懸念しているなら弁護士への相談がおすすめ

企業が風評被害に悩まされることを懸念している場合は、弁護士への相談が良いでしょう。特に、IT問題に特化している弁護士に相談するのがおすすめです。

まとめ

企業の関連キーワードに「ブラック」「パワハラ」などのネガティブな言葉が表示されてしまった場合、まずはYahooやGoogle専用フォームから削除依頼をしましょう。削除が認められなかった場合は、弁護士などの専門家への相談を検討するのが望ましいと言えます。

 

この記事の監修者
弁護士法人ネクスパート法律事務所
2016年1月に寺垣弁護士、佐藤弁護士の2名により設立。現在の在籍弁護士は14名(2018年1月時点)。遺産相続、交通事故、離婚などの民事事件や刑事事件、企業法務まで幅広い分野を取り扱っている

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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