
ネットの誹謗中傷問題を弁護士に依頼した場合、投稿削除・開示請求・損害賠償で弁護士費用は100万円前後になることが多いです。
月額2,500円の保険料で、依頼したときにかかる弁護士費用(着手金・報酬金)の補償が受けられます。
ネットの誹謗中傷問題だけでなく、労働問題、自転車事故、刑事事件被害、離婚や相続など様々なトラブルで使うことができます。
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インスタグラム(以下インスタと表記)のような個人が自由に投稿できるSNSでは、自分の画像を無断転載されたり、公開されたくない写真を投稿されたりなど、権利侵害が問題視されています。
また、写真と一緒に誹謗中傷を書き込まれたり、なりすましアカウントを作られたりなど、悪質な嫌がらせの被害も少なくありません。万が一、ご自身が被害者になった場合には、早急に対処をするべきでしょう。
この記事では、インスタの投稿やアカウントを通報して削除する方法をご紹介します。インスタでのトラブルにお悩みの場合は、参考にしてみてください。
ネットの誹謗中傷を 放置するのは危険です! |
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ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。
誹謗中傷の対応は時間との勝負です。
少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。 |
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まず、インスタへ削除依頼を出す方法をご紹介します。
インスタへの削除依頼 |
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①削除依頼を出したい投稿を開き、写真右上にある『・・・』をタップし、『不適切である』を選択してください。
【引用】Instagram
②報告をする理由を選択する
誹謗中傷を受けている場合は『嫌がらせやいじめ』、著作権侵害をされている場合は『知的財産の侵害』を選択してください。
【引用】Instagram
なお、著作権侵害を報告する場合には、投稿された画像の著作権をご自身が所有することを証明する必要があります。そのための証拠書類の提出を要求されますので、その指示に従って削除依頼を進めましょう。
①削除したいアカウント画面を開き、『・・・』をタップし、『報告する』を選択してください。
【引用】Instagram
②『アカウントを報告』を選択してください。
【引用】Instagram
③『このアカウントはinstgramコミュニティガイドラインに違反していると思う』を選択してください。
【引用】Instagram
④報告をする理由を選択する
【引用】Instagram
誹謗中傷を受けている場合は『不適切なコンテンツを投稿している』、なりすまし被害を受けている場合は『このプロフィールは他の人になりすましている』、著作権侵害を受けている場合は『無許可で私の著作物を投稿している可能性がある』を選択してください。
インスタの利用規約では、以下のような行為は禁じられています。
インスタの禁止行為 |
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ここでは、上記の規約の中でも個人のトラブルが多い、以下の3つの禁止行為について解説します。
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撮影を許可していない写真、ネットへの公開を許可していない写真が投稿されてしまった。このような状況は、肖像権侵害として扱われる可能性があります。
肖像権とは、自身の肖像をみだりに利用・公表されない権利です。もし投稿内容が以下のすべての事項に該当する場合には、肖像権侵害が認められる可能性があります。
インスタでは、肖像権侵害に該当するような投稿を禁じています。どのような状況が肖像権侵害になるのかの詳細については、以下の記事をご参照ください。
【詳細記事】肖像権侵害に当たる行為と侵害された時の対処法
他者の社会的地位に悪影響が生じるような投稿をした場合には、名誉毀損として扱われる可能性があります。
名誉権とは、人がみだりにその名誉を害されない権利です。もし投稿内容が以下のすべての事項に該当する場合は、名誉毀損が認められる可能性が高いでしょう。
例えば、「前科もちの癖に誠実アピールしてるクズ」や「不倫している」のような投稿が名誉毀損になります。名誉毀損についての詳細は、以下の記事をご参照ください。
【詳細記事】誹謗中傷によって名誉毀損が成立する要件と対処方法のまとめ
他人の著作物を無断で利用した場合には、著作権侵害として扱われる可能性があります。
著作権とは、著作物を無断で使用されたり、改変やコピーさせたりしない権利です。もしご自身で投稿した写真・画像が無断で他者に利用されている場合には、著作権侵害が認められる可能性があります。
たとえ公開された画像・写真でもそれのみで直ちに著作物でなくなるわけではありません。著作権についての詳細は、以下の記事をご参照ください。
【詳細記事】著作権法違反に該当する例と基準|著作権侵害に備える方法
「現実に悪影響が出ているので、削除依頼だけでなく相手を訴えたい!」 法的措置での対応を検討されている場合は、弁護士への相談が有効です。
権利侵害を受けている事実と、ご自身が被った損害を裁判で立証できれば、インスタで嫌がらせをしてきた相手に対して、損害賠償(慰謝料)を請求できる可能性があります。
削除依頼だけでなく相手を訴えたいと考えている場合は、まず弁護士へ訴訟が可能かどうかを相談してみてください。費用や手間なども考慮の上、依頼は慎重に判断するようにしましょう。
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権利侵害の被害で加害者の請求できる慰謝料の相場は、以下の通りです。
被害内容 |
慰謝料の相場 |
名誉毀損(一般人) |
10〜50万円 |
名誉毀損(事業主) |
50〜100万円 |
侮辱 |
10〜50万円 |
プライバシー侵害 |
10〜50万円 |
プライバシー侵害(ヌード写真の公開) |
100万円以上 |
訴訟を起こすには、相手が誰でどこに住んでいるか等の個人情報が欠かせません。なりすましや偽名アカウントなどで犯人の身元がわからない場合は、訴訟の前に犯人特定の手続きを行う必要があるでしょう。
インスタで権利侵害の犯人を特定する手続きの流れは、以下の通りです。
犯人特定手続きの流れ |
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犯人特定までにかかる期間は、半年前後くらいが目安になります。特定手続きの詳細については、以下の記事をご参照ください。
【詳細記事】ネット誹謗中傷の犯人特定方法|必要な期間と費用の目安を確認
最後に、弁護士への相談を検討したほうがよい状況を3つご紹介します。
明らかに権利侵害をされている状況にも関わらず、削除依頼に対応してもらえない場合は、インスタ運営へ権利侵害被害を正確に伝えられていない、または判断ミスをされている可能性があります。
『ネット上のトラブルが権利侵害に該当するのか』の正確な判断は、法律の知識がないと難しいです。自分が削除したい対象が本当に削除できるのかお悩みの場合は、弁護士へ相談して確認してみましょう。
リベンジポルノ(性的画像の公開)被害を受けている場合は、その投稿物が多くの人の目に触れて拡散される前に、早急に対処する必要があります。
少しでも早い削除を臨むのであれば、弁護士へ削除依頼の手続きを任せるのがベストです。また、慰謝料も高額になる傾向が強いので、弁護士を通じての損害賠償請求をご検討ください。
インスタへの削除依頼が成功しても、何度も嫌がらせが繰り返されるようでは、根本的な解決にはなりません。犯人に対して嫌がらせをやめるよう忠告をする必要があるでしょう。
弁護士から示談や裁判での対応を求められてまで嫌がらせを続ける人は、ほとんどいないかと思われます。ご自身でトラブル解決が難しい場合は、弁護士に犯人とのやり取りを依頼する対応が有効です。
インスタへの削除依頼は、削除したい投稿・アカウントのページから報告ができます。基本的に、インスタ削除対応は利用規約を基準に行われていますので、削除依頼を出す事前に内容を確認しておきましょう。
また、ご自身での削除対応が難しかったり、法的措置での対応を検討している場合には、弁護士への相談が有効です。
当サイトでは、SNSの投稿削除実績が豊富な弁護士事務所のみを掲載しています。もし弁護士への依頼を検討したい場合は、法律相談サービスをぜひご活用ください。
ネットの誹謗中傷を 放置するのは危険です! |
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ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。
誹謗中傷の対応は時間との勝負です。 少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。 |
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