
ネットの誹謗中傷問題を弁護士に依頼した場合、投稿削除・開示請求・損害賠償で弁護士費用は100万円前後になることが多いです。
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プロバイダのログの保存期間は3~6ヶ月が目安であると言われています。
ログの保存期間はプロバイダによって異なりますが、3か月または6か月のケースがほとんどです。
発信者情報開示請求を成功させるためには、この期間内にサイト運営者に対して、IPアドレスの開示請求を始める必要があります。
当コラムでは、プロバイダのログ保存期間を踏まえつつ、発信者情報開示請求が間に合うタイミングについて解説いたします。
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発信者情報開示請求でネット投稿者を調べるには、『問題の投稿がされたサイト』と『投稿者が利用したプロバイダ』の両方に対して手続きを行うことになるケースが一般的です。
ネット投稿者を特定するまでの流れ |
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そのため、発信者情報開示請求では、2つのログ保存期間が関係してきます。
一般的には、プロバイダのログ保存期間が発信者情報開示請求のタイムリミットとして挙げられます(当コラムの冒頭も同様)。
ネット投稿者の特定は、『サイトへの開示請求』→『プロバイダへの開示請求』という流れが基本です。
つまり、発信者情報開示請求を成功させるには、プロバイダのログが消える前に、サイトへの開示請求を済ませプロバイダへ開示請求できる状態にしておく必要があります。
(匿名サイトの場合)サイトのログ保存期間内であっても、プロバイダのログが消えていたら投稿者の個人情報は得られません。そのため、プロバイダのログ保存期間の方が重要視されています。
なお、サイトのログ保存期間は、プロバイダのログ保存期間よりも十分に長い状況です。
※サイトによっては投稿・アカウントの削除でログが消えるケースもあるため、開示請求をする際は削除依頼をする前に、弁護士への相談をご検討ください。
サイトによって情報の開示に応じてもらえるまでの期間は変わりますし、プロバイダによってログ保存期間は異なるので、一概に何日までなら間に合うと明言はできません。
ただ、ログ保存期間を3ヶ月、投稿サイトが海外企業の運営と仮定すれば、遅くても投稿日から2週間以内にはサイトへの開示請求に着手している状態が望ましいでしょう。
サイトへのIPアドレス開示請求(仮処分)にかかる期間は、以下がおおよその目安です。
国内企業のサイト |
10日~1か月半程度 |
海外企業のサイト |
2ヶ月前後 |
プロバイダのログ保存期間が3ヶ月だとすると、投稿日からあまり猶予がないことがお分かりいただけるかと思います。
問題の投稿から1ヶ月が経過していると、投稿者を特定できる可能性は、かなり下がってしまうのが実情です。
プロバイダのログ保存期間はIPアドレス情報が開示されるまでは不明ですので、期間は3ヶ月と仮定して早期に手続きへ着手されることを強くおすすめします。
今からサイトへの仮処分申立てをしてもプロバイダの特定まで3ヶ月が過ぎる恐れがある。このような状況で特定手続きへ着手するのは非常にリスクが高いです。
プロバイダのログ保存期間が6ヶ月以上であれば、投稿日から1~2ヶ月が過ぎていても、投稿者を特定できる可能性はあるかもしれません。
しかし、ログ保存期間が3ヶ月だった場合には、それまでにかかった費用が無駄になる恐れがあります。
投稿サイトへの開示請求(仮処分)の弁護士費用 |
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着手金 |
約20万円 |
報酬金 |
約15万円(成功報酬のない弁護士もいます) |
【詳細記事】投稿者の特定(開示請求)費用の相場
投稿日から時間が経過していても特定手続きを依頼する場合は、上記のリスクを受け入れなくてはいけません。
ご自身での判断が難しい場合は、専門家の意見を参考にした上で、本当に依頼をするべきか慎重にご判断いただけると幸いです。
上記の通り、発信者情報開示請求が成功する期間には限りがあります。特にツイッターやグーグルなど海外企業が運営するサイトへの手続きには時間がかかりやすいです。
少しでも特定手続き成功の可能性を高めたいのであれば、早急に弁護士への相談をご検討ください。
サイトやプロバイダへの開示請求では、裁判での対応が求められるケースがほとんどです。投稿内容の違法性を裁判所で立証しなくてはいけません。
法律の専門知識やIT分野の知識がないと個人での対応は難しいので、『IT分野が得意な弁護士』へ任せた方が良いでしょう。
法律相談では投稿者の特定手続き以外にも、あなたの状況に適した対処法をアドバイスしてもらえます。まずは相談だけでも一度検討されてみてはいかがでしょうか。
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ドコモは開示請求訴訟の答弁書では、ログ保存期間が93日だと書いています。そのほかのプロバイダはログの保存期間を公開していないので正確な期間は不明です。
ただ、携帯キャリアは3ヶ月程度、固定回線は6ヶ月程度であるケースが多いようです。
有線LANかWifi接続かでログの保存期間は変わりません。
同じプロバイダからの接続であれば、利用者のネット環境が違ったとしても、ログの保存期間は同じです。
プロバイダに対しログ保存申請(プロバイダ特定後にログが消えないように送る申請)をした場合に、プロバイダが任意にログ保存に応じてくれる場合があります。
プロバイダがログ保存に応じない場合には、裁判所に対してログ保存の仮処分を申し立てることが考えられます。仮処分が認められた場合には、基本的にプロバイダへの開示請求の途中でログが消えることはありません。
発信者情報開示請求を成功させるには、投稿日から以下の期間中にサイトへの仮処分申立てをすべきです。
国内企業が運営するサイト |
1ヶ月以内 |
海外企業が運営するサイト |
2週間以内 |
上記の期間を過ぎてしまうと、投稿者を特定できないリスクが高まるのでご注意ください。
当サイトではIT分野が得意な弁護士へ法律相談ができますので、特定手続きを検討している場合は、お気軽にお問合せください。
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