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掲示板・SNS削除 公開日:2020.1.16  更新日:2020.1.16 弁護士監修記事

seesaaブログの削除依頼|例文・手順と失敗した時の対策も解説

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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seesaaブログは月間1100万人以上が利用している人気の高いブログサービスです。そのため、記事が多くの人に注目されれば、被害が拡大するリスクも否定できません。

誹謗中傷の書き込みをされてしまったら、早急に対応することが重要です。

この記事では申請の依頼方法や削除依頼が通らなかった場合など、さまざまな対応の仕方について詳しく説明していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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seesaaブログの削除依頼の方法

誹謗中傷に対しては『お問い合わせフォーム』から依頼することが可能です。『お問い合わせ内容』の項目に削除を依頼する理由を入力していきます。

削除理由の記載方法は、『その他利用規約違反と思われる行為があった場合』の基本フォーマットをご参照ください。

適切に形式で削除依頼を行うことで、相手側の対応がより迅速に行われる可能性が高くなります。

seesaaブログで規約違反に該当する投稿

seesaaサービス規約』内にはたくさんの禁止事項が決められており、違反すると削除の対象になります。

その中でも誹謗中傷と関連性が高い規約は、以下の通りです。

  • 名誉を棄損する行為
  • 侮辱する行為
  • プライバシーを侵害する行為
  • 誹謗中傷する行為
  • 嫌悪感を与える行為

ここでは、具体的にどのような誹謗中傷が削除対象として扱われるのか、具体例を複数ご紹介していきます。

削除できる可能性が高い書き込みの例

<名誉を棄損する行為>
○○さん(実名)は人殺しの前科を持っている

<侮辱する行為>
○○さん(実名)は仕事が遅くて使えない

<プライバシーを侵害する行為>
○○さん(実名)の住所は○○市○○町3丁目12-5

削除できる可能性が高い画像の例

<誹謗中傷する行為>
この人は○○株式会社の○○さんと不倫しています。という内容と一緒に顔写真を掲載。

この場合には、肖像権侵害や名誉毀損になる可能性が考えられるでしょう。

お問い合わせ内容の記載例

削除の依頼をする場合のポイントになるのは法的根拠を的確に説明(主張)することです。。

つまりそのブログのどこの部分が、どのような権利侵害に当たっているかを具体的に記載することが重要です。

<削除依頼のメール例文>

seesaaブログご担当者様

○○○○(名前)と申します。
この度、投稿されたブログ記事の誹謗中傷について削除依頼の件でご連絡を差し上げます。削除依頼の対象は以下の投稿です。

  • URL
  • 投稿日時
  • 投稿記事の題名
  • 問題個所のコピペ

上記投稿の「○○○○」の表現は名誉棄損にあたり、個人の権利を侵害するものと考えられます。

投稿の削除を依頼したく、ご検討のほどお願いいたします。
なお、削除に応じていただけない場合には、法的処置に訴える用意もございます。

以上よろしくお願い申し上げます。

また証拠として、記事の掲載された日時や内容、URLも保存しておきましょう。ほかには削除依頼した日時、内容のやり取りなども保存しておくことをお勧めします。

削除依頼が失敗した場合の対処法

削除の依頼をしたにもかかわらず、返事がない又は応じてもらえない場合もあります。削除依頼の報告が適切に行われているか、内容に誤りはなかったかを見直してみましょう。

もし削除依頼の内容や方法に何も問題がなかった場合には、seesaaブログの運営に削除の必要性はないと判断された可能性があるかもしれません。

その場合は、『裁判(仮処分)』での対応を検討する必要があるでしょう。裁判で権利侵害の被害を立証できれば、誹謗中傷の削除は可能です。

裁判での対応には法律の専門知識が必要になりますので、ご自身での解決が難しい場合は、弁護士への法律相談をおすすめいたします。

削除だけでなく訴訟を検討する場合

「ブログの削除だけでは納得ができない!加害者に慰謝料を請求したい!」という場合には、民事訴訟を検討してみましょう。

ただ、訴える相手がどこの誰であるかが分からなければ、訴訟を提起することはできません。そのため誰が書き込んだものなのかをまず特定する必要があります。

加害者を特定するまでの流れは、以下の通りです。

  1. seesaaブログの管理者へ加害者のIPアドレス開示請求
  2. 仮処分(※開示に応じてもらえなかった場合)
  3. IPアドレスからプロバイダの特定
  4. プロバイダへ投稿者の個人情報開示請求
  5. 裁判(※開示に応じてもらえなかった場合)
  6. 加害者特定

【詳細記事】ネット誹謗中傷の特定方法|書き込み犯人を調べる費用の相場

加害者特定にかかる期間の目安

加害者を特定するには、seesaaブログの管理者と加害者が利用したプロバイダ(ネット事業者)に対して、情報の開示請求を行う必要があります。

なお、開示請求の手続きには裁判が必要になるケースがほとんどです。加害者の特定にかかる期間は、4〜6ヶ月がおおよその目安になります。

IPアドレスの開示請求

1〜2ヶ月

プロバイダへの開示請求

3〜4ヶ月

※IPアドレスには保存期限がある

加害者を特定するには、まずはseesaaブログから加害者のIPアドレス情報を開示してもらう必要があります。

しかし、IPアドレスがプロバイダに保存されている期間にも限度があり、保存期間は3ヶ月が目安になっています。

開示請求に必要な期間も考慮して、誹謗中傷の投稿がされてから1ヶ月半以内には、開示請求に着手できる状態にしておきましょう。

弁護士の依頼費用の相場

ネット誹謗中傷被害での弁護士への主な依頼内容は、以下の3つです。

  1. 誹謗中傷の削除依頼
  2. 投稿者の特定(開示請求を含む)
  3. 損害賠償請求

弁護士費用は依頼内容や該当サイトによって変わります。

また法律事務所によっても料金体系も異なっているため、ここではおおまかな相場を見ていきましょう。

削除依頼の費用

任意での削除

着手金:5〜10万円
報酬金:5〜10万円

仮処分での削除

着手金:約20万円
報酬金:約15万円

投稿者の特定(開示請求)の費用

IPアドレス開示請求(仮処分)

着手金:約20万円
報酬金:約15万円

契約者情報開示請求(裁判)

着手金:約20〜30万円
報酬金:約15〜20万円

損害賠償請求の費用

交渉での請求の場合

着手金:約10万円
報酬金:賠償金の16%

裁判での請求の場合

着手金:20万円
報酬金:賠償金の約16%

弁護士への依頼をおすすめする状況

弁護士費用は決して安価ではありません。どんな状況に置かれているのかで依頼するかどうかを判断してください。

最後に、弁護士への依頼をおすすめする状況を2つご紹介します。

  • 削除しても誹謗中傷が繰り返される
  • 実生活に悪影響が生じている

削除しても誹謗中傷が繰り返される

削除依頼したにも関わらず、何度も誹謗中傷が行われる場合には、削除依頼では根本的な解決になりません。

これ以上の誹謗中傷を止めさせるには、加害者を特定して訴訟の検討をしたほうが良いでしょう。

訴えられてまで投稿を続けようとする人はほとんどいません。弁護士への依頼で誹謗中傷の抑止効果を期待できます。

実生活に悪影響が生じている

会社や学校などに知られ、通常の生活をすることが難しくなっている場合は、被害をこれ以上大きくしないため早急の対処が必要です。

誹謗中傷の削除または法的措置により、少しでも早く事態を鎮静化させるため、弁護士や警察に相談されることを強くおすすめします。

まとめ

seesaaブログの削除依頼は、『お問い合わせフォーム』から受け付けています。利用規約を確認して違反内容を報告することで、誹謗中傷の削除が可能です。

違反内容を適切に報告できるかが重要なポイントになりますので、当記事の情報を参考に削除依頼の手続きへ着手していただければ幸いです。

もし「自分だけでは削除が難しい」「加害者を特定して慰謝料を請求したい」という場合は、弁護士の法律相談サービスをぜひご活用ください。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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