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掲示板によって異なる削除依頼の方法を解説
掲示板・SNS削除 2018.10.17 弁護士監修記事

掲示板によって異なる削除依頼の方法を解説

法律事務所アルシエン
清水陽平 弁護士
監修記事
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自分にとって不利益な情報や、誹謗中傷などがネットに書き込まれている場合、できるだけ早く削除依頼することが大切です。放置すると、仕事やプライベートでトラブルが起こる可能性があります。自営業の場合は、風評被害によって売上が落ちることもあるでしょう。

しかし、削除依頼をしても応じてもらえないケースが多いのもまた事実です。掲示板の書き込みを削除すると、自由度が失われ、その掲示板のユーザーが離れていく可能性があります。また、削除依頼に対応すると、他の削除依頼も請けることになり、コストがかかることも理由の1つです。

この記事では、掲示板の削除依頼の方法と、依頼が承諾されない場合の対処法をご紹介します。

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  • 掲示板の書き込みを早く削除してほしい
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このような悩みをお持ちでも、自分でどのように対応すればいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

弁護士であれば、素早くスムーズに手続きを行ってくれます。

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主な大規模掲示板別|削除依頼の方法と対応

ネット上には多くの掲示板が存在します。それぞれ削除依頼の方法が異なるため、利用規約などを確認しましょう。ここでは、知名度が高い掲示板の削除依頼の方法をご紹介します。
 

爆サイ

スレッドやレスが表示されている画面の一番下に削除依頼フォームがあります。フォームの内容に従って必要事項を記入しましょう。漏れがあると削除依頼を対応してもらえません。また、書き込みが利用規約に反していなければ削除の対象とならないため、事前に規約の確認が必要です。

また、爆サイの管理者は、表現の自由の侵害や違法性の判断などの観点から、削除するかどうか慎重に判断していることを公表しています。

【参考】▶︎削除依頼について|爆サイ
 

5ちゃんねる(旧2ch)

5ちゃんねるは、日本最大級の掲示板です。そのため、誹謗中傷の書き込みも多くなっています。削除依頼の方法は3つあります。

メールで削除依頼

削除ガイドラインに記載の「法人・団体」、「個人・一群」、「個人・二類」に該当し、かつ「差別的な発言を受けた人」、「警察へ相談中の人」、「裁判によって削除命令の判決を受けた人」は、メールで削除依頼ができます。

一般の削除依頼

当事者、または掲示板の利用者は、削除要請フォームから依頼しましょう。対象は、個人情報や荒らし依頼、企業に対する誹謗中傷などです。フォームに記載の情報は、すべて性格に入力する必要があります。

削除整理板

メールでの削除依頼と一般の削除依頼に当てはまらないものは、削除整理フォームから依頼します。すべての情報を確実に入力しましょう。

【参考】▶︎削除要請(入口)@5ちゃんねる掲示板
 

ホストラブ

削除依頼フォームが設けられています。対象URLの14桁の数字と対象レス番号、ガイドラインから適当な削除理由を引用し、依頼ボタンを押して送信します。

【参考】▶︎削除依頼ガイド|ホストラブ
 

Yahoo!掲示板

Yahoo!掲示板のtextreamでは、違反項目に該当する行為があったことを報告して削除依頼できます。対象となるコメントにある下矢印のマークをクリックし、「違反報告する」を選択します。具体的に違反項目に該当しているところを示し、「報告する」をクリックしましょう。

【参考】▶︎Yahoo! JAPANに報告するには(違反報告)
 

teacup

誹謗中傷や権利侵害があった場合は、氏名・住所・メールアドレス・電話番号・対象となる掲示板のURL、対象の掲示板の題名・投稿者名・日時を、権利侵害お問い合わせ窓口まで送りましょう。

【参考】▶︎サービスに関するお問い合わせ窓口|teacup
 

掲示板に投稿された内容の削除依頼方法|個人で申請する場合

掲示板投稿の削除依頼には、個人で申請する方法と弁護士に依頼する方法があります。また、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
 

個人で申請する方法

個人で削除依頼を申請する場合は、掲示板のガイドラインを参照し、削除依頼の内容に合わせて適切な方法で管理者に連絡をとりましょう。削除依頼の内容によって連絡手段や必要事項が変わるため、ガイドラインを十分に読み込む必要があります。
 

個人で申請する場合にかかる費用

ガイドラインを読み込み、適切な方法で申請するだけであるため、特に費用はかかりません。正しい方法さえ理解できれば、何通でも簡単に削除依頼を送ることができます。ただし、ガイドラインの情報は膨大であるため、正しく理解することが困難です。

申請方法が間違っており、再申請をくり返してしまうことも十分に考えられます。結局は時間だけを無駄に浪費してしまう可能性もあるので、費用がかからないという理由だけで自分での申請に固執するのはおすすめできません。
 

メリット・デメリット

個人で申請する方法は、メリットよりもデメリットの方が大きいため、それぞれしっかり確認しておきましょう。

メリット

個人で削除依頼する場合、費用が一切かかりません。複数の削除依頼をする場合でも、費用のことを気にしなくて済みます。ただし、慣れていない方が行うと時間がかかる点には注意してください。その間に、誹謗中傷による問題が深刻化する可能性があります。

デメリット

削除依頼の際には、メールや申請フォームなどに必要事項を記入して管理者に送信することになります。管理者は、必要事項が記入されていない削除依頼には対応しないことが通常であり、返信すらしてもらえないケースもあります。また、一度削除が認められないという判断をされてしまうと、その判断が固定されて情報を追加しても削除してもらえないこともあります。
 

削除依頼の申請が通らないケースとは?

次のような場合には、削除依頼の申請が通りません。

問題のない書き込みの削除依頼

法的に問題なく、掲示板の利用規約にも違反していない書き込みを削除することはできません。何となく気に入らないといった理由では、削除依頼はできないので注意しましょう。また、削除依頼の理由を求められるケースでは、感情的にならず論理的に伝える必要があります。

管理人にも感情があるため、マナーを欠いて一方的に削除依頼をすると、対応してもらえる可能性が低くなるのです。
 

必要事項が漏れている

名前や住所、メールアドレス、スレッドとレスのURL、レスのナンバーなど、掲示板によってさまざまな必要事項が設けられています。複数の掲示板に削除依頼をする場合、それぞれで必要事項が異なるケースがあるため、十分に確認してから申請しましょう。

必要事項が漏れている場合、どの部分が漏れているのか連絡が来ることもあれば、一切の連絡がない場合もあります。
 

削除依頼の方法を間違えている

5ちゃんねるのように、削除依頼の方法が細かく分けられている場合があります。削除依頼の方法を間違えている場合は、削除依頼を受けてもらえません。また、1回の削除依頼で対応してもらえるのは1件までとなっている場合があります。例えば、3つの書き込みの削除依頼をしたい場合は、3回に分けて申請が必要です。

これも、掲示板ごとに異なるので注意しましょう。
 

掲示板内容の削除を弁護士に頼むメリットと費用

弁護士に削除依頼を代理でしてもらうことも可能です。弁護士と言っても、ネット、ITのスキルはまちまちなので、ITを得意とする弁護士に依頼したほうが安心でしょう。これまでに削除依頼や損害賠償請求など、ネット問題を担当してきた実績のある弁護士であれば、より安心して依頼できます。
 

メリット・デメリット

弁護士に依頼するメリットは非常に大きく、デメリットも少なくなっています。

メリット

弁護士は法律の専門家です。書き込みの内容に法的な問題がある場合は、論理的で説得力のある削除依頼をしてもらえます。そのほか、ガイドラインの読み込み、書き込みの内容に応じた削除依頼の方法の選択、必要事項の記入といった面倒な作業も、弁護士に代行してもらえます。

また、個人よりも弁護士の方が削除依頼に対応してもらいやすいでしょう。弁護士から削除依頼の連絡が来ることで、しっかり対応しなければならないと考えてもらえる可能性があります。

デメリット

弁護士に依頼する場合は、報酬の支払いが必要です。削除依頼は1件ごとに費用がかかるため、大量の書き込みを削除依頼する場合は、それだけ費用がかかることになります。金銭的な問題により、依頼したくても依頼できないケースもあります。また、弁護士に依頼したからといって、必ずしも削除依頼に対応してもらえるとは限りません。

弁護士への依頼費用は着手金と成功報酬に分かれており、削除依頼に失敗した場合も料金が発生することがほとんどです。結果的に、何も解決せず費用だけかかってしまうこともあります。
 

弁護士に依頼した場合の削除にかかる費用

弁護士に依頼した場合にかかる費用は、依頼先によって大きく異なります。着手金が5万~15万円、成功報酬が10~20万円といった場合もあれば、着手金なしで1サイトあたり2万円、または1つの書き込みにつき2万円などさまざまです。

損害賠償請求やIPアドレスの開示請求などを行う場合は、さらに多くの費用がかかるでしょう。削除依頼に失敗した場合に損害賠償請求を検討している方は、両方に費用がかかるため注意が必要です。

また、事前に相談する場合には、相談費用も必要になります。30分5,000円、1回1万円など、弁護士によって費用が異なります。できるだけ費用を抑えたい方は、初回相談が無料の弁護士を選びましょう。また、最初の30分だけ無料の弁護士もいるので、相談の内容が簡単なものであれば、候補に入れてもよいかもしれません。

【関連記事】▶︎2chの削除依頼は弁護士に相談|削除方法と弁護士費用について
 

場合によっては損害賠償請求も可能

精神的に大きな苦痛を感じた場合には、投稿者に対する損害賠償請求を検討することをおすすめします。

誹謗中傷は、複数のユーザーによって行われるケースもありますが、そのうち1人に対して損害賠償請求ができれば、他のユーザーも情報共有をしてうかつに誹謗中傷できなくなり、事態の沈静化が期待できます。

ただし、損害賠償請求をするためには、掲示板の管理者に該当の書き込みをした人物のIPアドレスを請求することからはじめる必要があります。

管理者から入手したIPアドレスからプロバイダを割り出し、投稿者の氏名や住所、連絡先などの情報開示請求をします。これらの手続きには半年以上の時間がかかると思ったほうがよいでしょう。

開示請求は、基本的に弁護士に依頼したほうがよいでしょう。自分で行うと、手続きや書面の内容を間違える可能性があり、ログが保存されている期間内に対応ができなくなるリスクあるためです。
 

まとめ

誹謗中傷などの書き込みの削除依頼をする際には、該当の掲示板が定めているルールに則って申請する必要があります。申請方法を間違えると、書き込みを削除してもらえません。掲示板によっては、複雑なガイドラインとなっているため注意が必要です。無理に自分で削除依頼するのではなく、弁護士に頼ることをおすすめします。

弁護士は、法律の知識を駆使し、ガイドラインに従った方法で削除依頼をしてくれます。そのため、書き込みのスムーズな削除が期待できるでしょう。書き込みを削除しても同一人物による誹謗中傷が止まらない場合は、損害賠償請求も検討してください。その際の、損害賠償請求手続きも、弁護士に一任できます。

誹謗中傷は、精神的な苦痛を感じるだけではなく、風評被害などの問題もあります。できるだけ早く対処するためにも、弁護士に依頼しましょう。

この記事の監修者
法律事務所アルシエン
清水陽平 弁護士 (東京弁護士会)
インターネット上の法律問題について途を切り拓いてきた弁護士。​日本初の案件を多数取り扱っており、誹謗中傷の削除、発信者情報開示請求、損害賠償請求など、相談者のお悩みに沿った解決策を提案。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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