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5ちゃんねる(5ch.net)の書き込みを削除する4つの方法
掲示板・SNS削除 2019.3.1 弁護士監修記事

5ちゃんねる(5ch.net)の書き込みを削除する4つの方法

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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多くの方が知っているであろうネット掲示板の2ch(2ちゃんねる)の名称変更によって、誕生した5ch(5ちゃんねる)。

さまざま書き込みが多数されており、なかには誹謗中傷やプライバシーに関わる内容が記載されていることもあります。

もし5chにご自身や家族、友人などに関する書き込みがあった場合、削除するにはどうすればよいのでしょうか。

この記事では、5chの書き込みを削除する方法、具体的な手順などについて詳しく解説します。

ネットの誹謗中傷を
放置するのは危険です!

ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 身元を特定されて嫌がらせをされる
  • 仕事や職場での評価の悪影響
  • 家族や周囲の人まで誹謗中傷される
  • 周囲からの孤立やいじめの誘発
  • 取引先や顧客の信頼を損なう


また、SNSや他サイトで拡散され続ければ、完全な削除は難しくなってしまいます。

誹謗中傷の対応は時間との勝負です。

少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。

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5chの書き込みを削除する方法は4つある

5chの書き込みを削除する方法は、全部で4つあり、以下の通りです。

  • メールで削除依頼
  • 削除依頼フォームから申請
  • 5ch公認弁護士からの請求
  • 裁判所による仮処分


基本的には、メールまたは削除依頼フォームからの申請を行います。削除依頼が却下された場合には、弁護士または裁判所経由で申請を行うことになります。

それぞれ確認しておきましょう。

メールで削除依頼

メールでの削除依頼は、5chが定める重要削除対象に含まれている方が利用することができます。​

  • 個人情報に関する内容

(個人名・住所・所属・誹謗中傷・私生活情報・電話番号・メールアドレス)

  • 差別・蔑視に関する内容
  • 削除ガイドラインで 特殊な扱い になっている依頼者

【法人・団体】【個人・一群】【個人・二類】

  • 警察へ相談中の方(通報前は除く)
  • 裁判により削除命令の判決を受けた当事者の方

 

【参照元】削除ガイドライン

個人情報に関する書き込みについては、書き込まれた方の分類に応じて対応が異なります。

5chでは、個人の定義については、「一群」「二類」「三種」に分類しており、それぞれ以下の通りです。

一群

政治家・芸能人・プロ活動をしている人物・有罪判決の出た犯罪者

 

二類

板の趣旨に関係する職業で責任問題の発生する人物

著作物or創作物or活動を販売または提供して対価を得ている人物

外部になんらかの被害を与えた事象の当事者

 

三種

上記2つに当てはまらない全ての人物

 

例えば、一群や二類に分類される方は、ネットなどで公開されている個人名・住所・所属に関しては、原則削除されません。

また「法人・団体」に関する書き込みについては、基本的に放置というスタンスをとっています。

詳しくは、5ch公式の『削除ガイドライン』をご参照ください。

削除依頼フォームから申請

削除依頼フォームには、重要削除対象のみを扱う掲示板と、通常の削除対象を扱う掲示板の2種類があります。

重要削除対象のみを扱う掲示板は、メールでの削除依頼同様に下記の内容の書き込みがなされている場合に利用します。

  • 個人情報に関する内容

(個人名・住所・所属/誹謗中傷/私生活情報/電話番号/メールアドレス)

  • 差別・蔑視に関する内容
  • 削除ガイドラインで 特殊な扱い になっている依頼者

【法人・団体】【個人・一群】【個人・二類】

  • 警察へ相談中 の方(通報前は除く)
  • 裁判により削除命令の判決を受けた当事者の方

 

【参照元】削除ガイドライン

​それ以外に関しては、通常の削除対象を扱う掲示板にて申請してください。

削除依頼フォームの内容に漏れがある場合、対応してもらえないことがあるため、きちんと必要事項は記載しましょう。

5ch公認弁護士からの請求

メールや削除依頼フォームからの申請が認められなかった際の対応の1つとして、5ch公認の弁護士から請求があります。

5ch公認弁護士とは、過去に請求があった弁護士の中で、表現の自由に配慮し、リーガルマインドを持つと5chが認めた者をいいます。

5ch公認弁護士からの請求は、正当な理由があれば、原則として対応がなされるようです。

裁判所による仮処分

5chが任意での削除依頼に応じなかった場合には、裁判上の手続きによって請求を行うこともできます。

ただ実際に裁判を起こすとなると、判決が確定するまでかなりの時間がかかってしまうため、仮処分の申立てという手続きで、一旦投稿を削除するよう命令を出してもらいます。

あくまで暫定的な削除命令なので、その後の本訴訟において確定判決を得なくてはいけないのですが、一度削除されたものは通常復活することはないので、仮処分だけで解決に至ることがほとんどです。

すべての書き込みが削除できるわけではない

前述したように、すべての書き込みが削除できるというわけではなく、前提として削除ガイドラインに即していなくてはなりません。

それ以外にも気を付けておくべきことがあるので確認しておきましょう。

削除は削除人の判断のもと行われる

5chでは削除人と呼ばれるボランティアの方々が書き込みの削除を行っています。

ガイドラインが基準となるものの、書き込みが削除対象に当たるかどうかの具体的な判断は、削除人それぞれが行います。

有志による活動であることを考えると、書き込みが削除対象であるか判断が難しい場合、法的手続外では対応がされないということもありうるでしょう。

自分の書き込みは削除できない

自身で行った書き込みの削除は基本的にはできません。

ご自身で行った書き込みを削除しないと明記はありませんが、どのような内容であれ、投稿については自己責任というスタンスを5chでは取っています。

絶対に削除されないわけではありませんが、あまり期待はしないほうがよいでしょう。

犯罪に関する書き込みを削除するには裁判所の仮処分が必要

犯罪情報に関する書き込みについては、裁判所の命令がない場合、原則削除はされません。

犯罪に関する書き込みは、メールや削除申請フォームからでは、まず認められることはないので注意しましょう。

法人の削除依頼には裁判所の仮処分が必要

法人に関する書き込みについて、5chでは基本的には放置するとしており、削除依頼に応じてもらうためには裁判所の仮処分が必要です。

法人向けの削除依頼フォームも用意されていますが、裁判所の命令がない場合には、削除に応じてもらえない可能性が高いので注意しましょう。

ミラーサイト・コピーサイトへの対策も重要

5chには、投稿内容を自動的にコピーして運営されている、いわゆるミラーサイト(コピーサイトまたはまとめサイト)が多数あります。

5chで書き込みの削除がされたとしても、ミラーサイトの書き込みが自動で消えるわけではありません。

ミラーサイトに対しても、個別に削除依頼を行わないと、ネット上に書き込みが残り続けてしまうので注意しましょう。

5chに削除依頼をする際の具体的手順(メールを例に)

ここでは、削除依頼の具体的な手順を紹介します。

メール、削除依頼フォームどちらの方法で申請を行うにしても、削除ガイドラインはしっかり確認しておきましょう。

メールで削除依頼を申請する場合

メールでの削除依頼は、「meiyokison@5ch.net」宛に、以下の内容を記載して上で行います。

件名 削除申し立て

内容 URL

レス番号

削除理由

理由を根拠付ける資料があれば添付

本人確認のための資料

【引用】5ちゃんねる削除体制

5chの運営会社は、海外にありますが、削除依頼のメールは日本語で大丈夫です。

削除理由については、できるだけ具体的に書かなくてはなりません。

【例】

「レス番号」の書き込みにある○○という記述は、個人の社会的評価を著しく低下させる内容に当たるため、削除依頼に応じていただくようお願い申し上げます。

削除依頼に合わせて、本人確認のための書類の提出が必要です。運転免許証や保険証のコピーなどを一緒に添付してください。

削除依頼フォームで申請を行う場合

重要削除対象に当たる書き込みは、削除要請版にて行います。

  • 名前・担当者名
  • メール
  • 法人名/団体名(法人または団体からの依頼では必須)
  • 対象区分
  • 掲示板アドレス
  • 既存依頼スレッド(法人以外は空欄で良い)
  • 削除対象アドレス
  • 削除理由/詳細


どの項目も基本的には記載されている必要があります。個人で削除依頼を行う場合、名前は本名でなくても構いませんが、場合によっては確認が求められます。

掲示板アドレスは個人の場合は必須。掲示板一覧からは削除したいスレッドのある掲示板を探してください。

削除対象アドレスには、削除依頼をしたいスレッドのURLを記載します。基本的にはレスごとの削除ですので、レス番号を記載しましょう。

重要削除対象以外の書き込みを削除したい場合は、削除整理版で行います。詳しくは「削除ガイドライン|削除整理」をご確認ください。

投稿者を特定するには

仮に5ch側が削除依頼に応じても、書き込みが繰り返されてしまうようでは意味がありません。

投稿者を特定して書き込みを止めさせる必要があります。投稿者の特定は「発信者情報開示請求」という手続きにて行います。

発信者情報開示請求は、5chの運営会社に対してまず行い、次にインターネットサービスを提供するプロバイダに対して行わなくてはなりません。

まず5chに対して投稿者のIPアドレスの開示を求めます。次に開示されたIPアドレスを元に、インターネットサービスプロバイダに投稿者の氏名や住所などの開示を求めるという2段階の手続きが必要となるのです。

投稿者が特定できれば、損害賠償請求の裁判を起こすこともできますし、示談によって書き込みを止めるよう誓約書を書かせるといった解決方法が取れるようになります。

【詳細記事】5ちゃんねる(5ch.net)の書き込み特定方法と注意事項

削除依頼・開示請求が上手くいかない場合は弁護士に相談

5chは書き込みの削除に対して、厳格な基準の下に対応を行っているため。法的な根拠などを明確に提示できなければ応じてもらえない可能性が高いといえます。

また、ミラーサイトも多数あり、すべてにご自身で対応するのは手間もかかります。そもそも、悪意のある書き込みが続くようであれば、削除依頼が認められても焼け石に水です。

弁護士であれば、発信者情報開示請求によって投稿者を特定できる可能性があります。投稿者が特定できれば、書き込みを止めさせることもでき、場合によっては損害賠償請求もできるかもしれません。

もし自分で削除依頼をやっても上手くいかない場合は、弁護士に相談してみることをおすすめします。

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まとめ

5chでは、以下の4つの方法によって、書き込みに関する削除を受け付けています。

  • メールで削除依頼
  • 削除依頼フォームから申請
  • 5ch公認弁護士からの請求
  • 裁判所による仮処分


自身で削除依頼を行う場合には、「メールで削除依頼」「削除依頼フォームから申請」のどちらかの方法なよるでしょう。

どちらの方法にせよ、まずは「削除ガイドライン」をしっかり読むことです。ガイドラインに即した方法、内容でないと削除人が削除に応じない可能性も十分あり得ます。

もし、自身で削除依頼をするのが難しいという場合には、ネット問題に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。

あなたが抱える不安や悩みに対して、きっと力になってくれるでしょう。

ネットの誹謗中傷を
放置するのは危険です!

ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 身元を特定されて嫌がらせをされる
  • 仕事や職場での評価の悪影響
  • 家族や周囲の人まで誹謗中傷される
  • 周囲からの孤立やいじめの誘発
  • 取引先や顧客の信頼を損なう


また、SNSや他サイトで拡散され続ければ、完全な削除は難しくなってしまいます。

誹謗中傷の対応は時間との勝負です。

少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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