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FC2の誹謗中傷を受けた方がとるべき対処方法と知っておくべき3つの注意点
掲示板・SNS削除 公開日:2017.4.5  更新日:2019.10.4 弁護士監修記事

FC2の誹謗中傷を受けた方がとるべき対処方法と知っておくべき3つの注意点

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
S_fc2-2

FC2はチャット・掲示板・ホームページの作成に限らず、独自のブログを作成することができます。無料かつ匿名で利用できるため気軽に利用できる反面、FC2ブログに誹謗中傷の記事を投稿されたことによって被害を受けた方も少なくありません。

自分に対する誹謗中傷の記事を投稿されて気分を害さない方はいませんが、自営業者や会社を経営している方は、風評被害により金銭的な被害が発生することもあります。

FC2ブログの閲覧者は多いため、被害を最小限に抑えるためにも、誹謗中傷に関する記事を削除してもらうために、なるべく早く対処するべきでしょう。

この記事では、FC2ブログの誹謗中傷への対処方法、対処する上での注意点についてご紹介します。

ネットの誹謗中傷を
放置するのは危険です!

ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 身元を特定されて嫌がらせをされる
  • 仕事や職場での評価の悪影響
  • 家族や周囲の人まで誹謗中傷される
  • 周囲からの孤立やいじめの誘発
  • 取引先や顧客の信頼を損なう


また、SNSや他サイトで拡散され続ければ、完全な削除は難しくなってしまいます。

誹謗中傷の対応は時間との勝負です。

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少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。

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FC2ブログで誹謗中傷を受けた場合の対処方法とは?

早速ですがFC2ブログで誹謗中傷を受けた方がとるべき対処方法について確認していきましょう。

FC2への異議申立

まず最初に、誹謗中傷を受けた方は、FC2へ直接、誹謗中傷に関する記事を削除するために、削除依頼をするための異議申立を行いましょう。異議申立は、「不適切サイト報告・異議申し立てフォーム|FC2」のページから、投稿フォームに

  • 名前
  • 住所
  • メールアドレス
  • 組織名(法人の場合)
  • ご担当者名(法人の場合)
  • 被害状況および異議申し立て内容
  • 削除を依頼する具体的なURL
  • 削除を依頼する具体的な箇所(誹謗中傷について記載された箇所)
  • 削除を依頼する理由

を記載の上、確認ボタンをクリックした上でフォームの送信を行ってください。

被害状況および異議申立の内容に関しては、具体的にどのような被害(営業妨害による金銭的被害など)を受けたかについて記述するといいでしょう。

削除依頼申立の対応は悪い

実際のところFC2は削除依頼の申立への対応が悪く、多くの場合、まともに取り合ってもらえないと言われています。しかし、過去に対応してもらった例があるのも事実です。

とある占いサイトを運営している会社が、占いサイトの悪口をFC2ブログに記載されたために、サイトの運営主がFC2に直接、削除依頼の申立を行ったところ、10日以内で削除依頼に対応してくれました。

削除に対応した理由としては、悪口の内容に信憑性がなく、悪口の内容を立証することができないためだと言われています。FC2側も、誹謗中傷の削除の申立に対して、その誹謗中傷の内容が法的に立証できるのかを入念に審査するということです。

裁判所へ仮処分への申立をする

しかし、事例をあげたところでFC2の削除依頼への対応が悪いことには変わりません。そのため、FC2に申請をしても誹謗中傷の投稿が消されない場合は、裁判所で投稿削除に関する仮処分の申立を行ってください。

仮処分を行うことで、裁判所からFC2へ問題の記事を削除する命令を出してもらうことができます。FC2は、削除依頼へ対応しないだけでなく、申立に対して答弁書の提出や、期日への出頭を怠るケースが多いです。

もし、裁判所が申立を認めた場合、さすがのFC2も記事の削除依頼に応じないわけにはいきません。

仮処分の申立は弁護士に依頼するのが一般的

申し立てをする上で、申立人は仮処分の申立が、法的な面から申立の内容が法的に適切であることを主張し、そのための証拠を提出する必要があります。

問題の記事に関して、どこの内容がどう問題なのかを法的に主張すること、またそのために必要な証拠を集めることは、素人には難しいでしょう。そのため、仮処分の申立は弁護士に依頼することが一般的です。

 

FC2へ誹謗中傷を申立てる際に気を付けておきたいこと

ではここでFC2へ誹謗中傷の申立をする上で、気を付けておきたい点について紹介していきます。

本社がアメリカにあるため手続きが円滑に進まない可能性が高い

まず、一点目はFC2の本社はアメリカにあることです。本社がアメリカにあるため、削除の申出をしても手続きが円滑に進まないことが多いだけでなく、削除要請にすらまともに対応してくれないケースも多いです。基本的に、FC2への誹謗中傷の申出は放置されると思ってください。

他の媒体への拡散に関してFC2に責任義務はない

誹謗中傷の記事がアップされた場合、一番、怖いことはFacebookやTwitterなど他のソーシャルメディアへ拡散されることでしょう。

拡散されることにより、不本意ながら誹謗中傷の情報が独り歩きしてしまった結果、実際に記事を削除してもらっても手遅れということも考えられます。

しかも、FC2内で起こっている権利侵害に関しては、FC2側は法的にも責任を取らなければなりませんが、他のメディアに広まったことによる権利侵害に関してFC2は責任をとる義務はありません。

損害賠償請求をしたい場合

自営業者や法人の方は、誹謗中傷により営業妨害を受けることがあるかもしれません。この場合、金銭的な被害を受けたら損害賠償請求が可能です。

損害賠償請求をするためには、投稿者に対して名誉毀損の不法行為を立証する必要がありますが、「○○が提供する商品には虫が入っている」など嘘の内容が書かれた記事が投稿された場合や、事実であっても業務を妨害するような内容があった場合も、名誉毀損として損害賠償請求を訴えることができます。

詳細:名誉毀損罪は真実にもかかわらず成立する理由と訴えるための事前知識

 

しかし、一度、誹謗中傷の記事の削除が認められた、または投稿者のブログアカウントが停止された場合、損害賠償請求を行う上での証拠となる肝心の証拠がなくなってしまいます。

そのため、損害賠償請求を視野に入れている方は、削除依頼を出す前に、証拠として誹謗中傷に関する記事を印刷・写真などで残しておきましょう。

仮処分の際に発信者情報開示も並行して行う

また、誹謗中傷の記事を投稿した人へ、損害賠償を請求するためには、裁判所を介してFC2へ発信者の情報開示の申立をする必要があります。

投稿者へ損害賠償をする上で、投稿者の身元情報が必要になるからです。情報開示請求を通して、記事を投稿した日時、投稿者のIPアドレスを取得することができ、その情報を元手に投稿者の氏名・住所・電話番号・アドレスを取得することができます。

情報開示の申立から、損害賠償の裁判が終わるまでには大体、4ヶ月~8ヶ月の期間を想定してください。裁判の申立は、法的な面で申立人の法的な妥当性を主張しなければならないため、弁護士に依頼するのが一般的です。

 

もしFC2側が対応してくれない場合

もしFC2の対応が悪かった場合は、プロバイダ責任制限法を活用しましょう。

プロバイダ責任制限法とは

プロバイダ責任制限法とは、インターネット上の情報のやりとりが簡単になることにより、名誉毀損・著作権侵害・プライバシー侵害等の法律的問題を処理するために設立された法律であり、プロバイダ(FC2などサイトの運営者)・誹謗中傷を行った投稿者へ損害賠償の責任の範囲を明確にするための法律になります。

(趣旨)

第一条  この法律は、特定電気通信による情報の流通によって権利の侵害があった場合について、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示を請求する権利につき定めるものとする。

引用元:特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律

 

プロバイダ責任制限法で何ができるのか?

プロバイダ責任制限法のおかげで、FC2を介して誹謗中傷を受けた方が、名誉毀損による誹謗中傷を行った側へ損害賠償請求をすることが可能になりました。

(損害賠償責任の制限)

第三条  特定電気通信による情報の流通により他人の権利が侵害されたときは、当該特定電気通信の用に供される特定電気通信設備を用いる特定電気通信役務提供者(以下この項において「関係役務提供者」という。)は、これによって生じた損害については、権利を侵害した情報の不特定の者に対する送信を防止する措置を講ずることが技術的に可能な場合であって、次の各号のいずれかに該当するときでなければ、賠償の責めに任じない。ただし、当該関係役務提供者が当該権利を侵害した情報の発信者である場合は、この限りでない。

引用元:特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律

 

FC2で誹謗中傷を受けた方は法務局への相談がおすすめ

誹謗中傷を受けた方の中には、弁護士費用の負担が大きい、投稿者からの報告を恐れる方もいるでしょう。そこで、相談先として相談料無料の法務局へ相談することをオススメします。

法務局へ相談するメリットは、

  • 削除依頼に関する人権侵害情報の知識を教えて貰える
  • 法務局が代わりにFC2へ削除の要請を行ってくれる
  • プロバイダへ記事の削除の要請を行ってくれる

 

などがあげられます。気軽に相談できるのでもし不安な方は法務局へ相談してみましょう。

参照:「インターネットを悪用した人権侵害をなくしましょう|法務局

 

まとめ

FC2を介して誹謗中傷を受けた方は、被害を少しでも抑えるために早めに対処するべきでしょう。

現在、誹謗中傷を受けて困っている方が、当記事を参考にしていただけたらと思います。

ネットの誹謗中傷を
放置するのは危険です!

ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 身元を特定されて嫌がらせをされる
  • 仕事や職場での評価の悪影響
  • 家族や周囲の人まで誹謗中傷される
  • 周囲からの孤立やいじめの誘発
  • 取引先や顧客の信頼を損なう


また、SNSや他サイトで拡散され続ければ、完全な削除は難しくなってしまいます。

誹謗中傷の対応は時間との勝負です。

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少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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