>  >  > 
ネットの記事・書き込み・画像の削除方法と弁護士への依頼費用
掲示板・SNS削除 誹謗中傷 名誉毀損 風評被害 公開日:2017.10.30  更新日:2019.9.20 弁護士監修記事

ネットの記事・書き込み・画像の削除方法と弁護士への依頼費用

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Pixta_26837502_m

ネット上で他人を誹謗中傷する行為は違法行為となる可能性があります。また、違法とならなくてもサイト(掲示板やSNS等)の利用規約で禁止されていることも多いです。

したがって、ネット上の誹謗中傷については、サイト管理者に申請することで削除される可能性は低くありません。

この記事では、ネット誹謗中傷を削除する方法や弁護士への依頼費用などをご紹介します。ネット上の嫌がらせにお悩みの場合は、参考にしてみてください。

ネットの誹謗中傷を
放置するのは危険です!

ネットの誹謗中傷を削除せず放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 身元を特定されて嫌がらせをされる
  • 仕事や職場での評価の悪影響
  • 家族や周囲の人まで誹謗中傷される
  • 周囲からの孤立やいじめの誘発
  • 取引先や顧客の信頼を損なう


また、SNSや他サイトで拡散され続ければ、完全な削除は難しくなってしまいます。

誹謗中傷の対応は時間との勝負です。

IT弁護士ナビでは【通話料無料】相談料が無料の事務所も掲載しております。

少しでも早く誹謗中傷トラブルを解決したい場合は、お近くの法律事務所へご相談ください。

誹謗中傷の削除が得意な弁護士を探す

無料相談・休日相談・即日面談が可能な

法律事務所も多数掲載!

北海道・東北

北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島

関東

東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

北陸・甲信越

山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井

東海

愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重

関西

大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山

中国・四国

鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知

九州・沖縄

福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

ネット誹謗中傷の削除依頼の方法

まず、ご自身でネット誹謗中傷を削除する方法を確認していきましょう。

サイトによって細かな手続き内容は異なりますが、一般的には『削除・お問い合わせフォーム』から削除依頼を出すことで対応してもらえるケースが多いです。

例えば、TwitterならTwitterの利用規約を確認して、運営に対して投稿(書き込み・画像など)の削除を求めるのが、ネット上での削除依頼の基本的な流れとなるでしょう。

なお、当サイトでも複数サイトの削除依頼の手順を解説した記事がございます。もし該当するサイトがある場合は、内容を参考にしてみてください。

2ちゃんねる

5ちゃんねる

爆サイ

ホスラブ

雑談たぬき

したらば掲示板

teacup

インスタグラム

ツイッター

Facebook

アメブロ

Livedoorブログ

Yahoo!知恵袋

Google関連ワード

Gooleマップ口コミ

検索サジェスト

転職会議

みんしゅう

被害・違反の内容を明記する

サイトへ削除依頼をする際には、投稿内容がどのような規約違反・権利侵害(名誉毀損や肖像権侵害など)に該当するかを明記する必要があります。

例えば、サイトの利用規約で削除基準が定められている場合は、「この投稿の○○という表現は削除基準の第三項の要件に該当します」のように、投稿内容がどの削除基準に該当するかを正確に記載。

削除基準が公開されていない、または権利侵害被害の記載が条件の場合は、「この投稿の○○という表現は名誉毀損に該当します」のように、投稿内容が違法な権利侵害に該当することを正確に記載しましょう。

権利侵害の代表例

名誉毀損

公然の場で具体的な事実を挙げたうえで第三者の評判を落とす可能性のある行為をすること(例:あいつは不倫している、あいつは前科持ちだ)

侮辱

公然の場で具体的事実を挙げないで第三者の評判を落とす可能性のある行為をすること(例:昔からずっと根暗、仕事ができない落ちこぼれ)

肖像権侵害

公開を許可していない肖像物を正当な理由なく公表する行為(例:隠し撮りの公開、SNS限定写真の公開)

プライバシー侵害

公開を望んでいない個人情報や私生活の情報を正当な理由なく公表する行為(例:本名や住所などの個人情報、出社退社の時間帯)

なお、削除依頼が失敗になる原因として、上記を適切に記載できていないケースがよく挙げられます。もしご自身での判断が難しい場合は、弁護士への相談をご検討ください。

お問い合わせ内容の例文

削除依頼のお問い合わせ内容の例文を3つご紹介します。

<個人情報の削除依頼>

この書き込みで記載されている氏名と住所は、私の個人情報です。この書き込みはプライバシー侵害ですので、削除対応をお願い致します。

<写真(画像)の削除依頼>

この記事に投稿されている写真は、撮影を許可しておらず、被写体の私に無断で公表されたものです。この投稿は肖像権侵害に該当するので、削除対応をお願い致します。

<口コミの削除依頼>

この口コミの「高級シャンプーを売りつけてくる美容室だから気をつけて」という表現は、当店の評価を低下させる悪質な投稿です。名誉毀損に該当しますので、削除対応をお願い致します。

上記の例文では、削除理由に関する箇所だけ紹介しましたが、サイトによって他にも記入情報が必要になる場合もあります。利用規約を確認の上、記入漏れのないようにご注意ください。

削除依頼が失敗した場合の対処法

削除依頼が失敗した場合は、何が悪かったのか検証しましょう。例えば、申請内容に、規約違反・権利侵害に該当するかが適切に記載されているかを確認してみてください。

なお、権利侵害や規約違反について最終的な判断はサイト側に委ねられますので、自分ではきちんと書いたつもりでも、サイト管理者の判断で削除に応じないということはあり得ます。

この場合には、弁護士への依頼を検討したほうが良いでしょう。

誹謗中傷の削除が得意な弁護士を探す

無料相談・休日相談・即日面談が可能な

法律事務所も多数掲載!

北海道・東北

北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島

関東

東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

北陸・甲信越

山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井

東海

愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重

関西

大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山

中国・四国

鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知

九州・沖縄

福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

弁護士のネット削除依頼の費用

ネット誹謗中傷の削除依頼の弁護士費用の相場は、以下の通りです。

削除依頼での削除

着手金:5〜10万円
報酬金:5〜10万円

仮処分での削除

着手金:約20万円
報酬金:約15万円

弁護士費用は法律事務所によって料金体系や金額が異なります。また、ネットの削除依頼の場合には、サイトによっても依頼費用が変わるケースもあります。

そのため、上記の相場はあくまで目安として参考にしてみてください。費用の詳細については、依頼前の法律相談で念入りに確認しておきましょう。

対策業者と弁護士の違い

ネットで誹謗中傷の削除方法について検索をすると、誹謗中傷の対策業者も多く表示されますが、対策業者の利用は慎重に検討する必要があります。

なぜなら、ネットの削除依頼を代行できるのは、弁護士だけだからです。弁護士資格なしで削除業務を代行する行為は、これを有償で行うと非弁行為という違法行為に該当する可能性があります。

もっとも、代行を依頼した者が直接ペナルティを受けることはありません。ただ更なるトラブルのリスクを回避したいのであれば、依頼は避けたほうが賢明でしょう。

相談内容

弁護士

対策業者

サイトへの削除依頼

×

検索の関連ワード・サジェスト対策

逆SEO対策(誹謗中傷サイトの検索順位を下げる)

×

仮処分(削除・IPアドレス開示)

×

投稿者の特定(プロバイダへの開示請求)

×

加害者への損害賠償請求

×

削除しても嫌がらせが続く場合の対処法

誹謗中傷の削除依頼が成功しても、再び同じ書き込みが繰り返されるようでは意味がありません。削除後にも嫌がらせが続く場合には、加害者を特定して法的措置を取ることも選択肢として検討するべきでしょう。

ネット誹謗中傷について加害者を特定するまでの流れは、以下の通りです。

加害者特定手続きの流れ

  1. サイト運営会社へ加害者のIPアドレス開示請求
  2. 仮処分手続(※任意開示に応じてもらえなかった場合)
  3. IPアドレスからプロバイダの特定
  4. プロバイダへ加害者の契約者情報開示請求
  5. 訴訟(※任意開示に応じてもらえなかった場合)
  6. 加害者の特定

身元の特定や損害賠償請求をされてまで、誹謗中傷を続ける人はほとんどいません。上記の対処は、誹謗中傷の抑止効果を期待できるでしょう。

「削除するだけでは気持ちが収まらない」「ずっと粘着質な嫌がらせを受けている」という場合には、加害者の特定する対処も検討してみてください。

【詳細記事】ネット誹謗中傷の犯人特定方法|必要な期間と費用の目安を確認

加害者特定と損害賠償請求の費用

弁護士への加害者特定と損害賠償請求の依頼費用相場は、以下の通りです。

<加害者特定の依頼費用>

IPアドレス開示請求(仮処分)

着手金:約20万円
報酬金:約15万円

契約者情報開示請求(裁判)

着手金:約20〜30万円
報酬金:約15〜20万円

<損害賠償請求の依頼費用>

交渉での請求の場合

着手金:約10万円
報酬金:賠償金の16%

裁判での請求の場合

着手金:20万円
報酬金:賠償金の約16%

※削除依頼の費用と同様に、法律事務所や被害内容、開示請求先のサイトによって費用は変わります。

ネット誹謗中傷被害の慰謝料相場

加害者の身元特定に成功したら、加害者に対して誹謗中傷被害の損害賠償(慰謝料)の請求が可能です。

一般的な慰謝料相場は以下のとおりですが、あくまで目安です。実際には事案次第の部分が大きいです。

名誉毀損(一般人)

10〜50万円

名誉毀損(法人)

50〜100万円

侮辱

1〜10万円

プライバシー侵害

10〜50万円

プライバシー侵害(ヌード写真の公開)

100万円以上

ネット投稿の削除でよくあるQ&A

自分の書き込みでも削除はできる?

理論的には可能です。しかし、サイト側が削除に応じない場合には、代理人に頼まざるを得ないということもあるかもしれません。

削除にはどれくらい時間が必要?

サイト側が削除依頼に任意で応じた場合は即時~1週間で削除されますが、法的手続を取る場合は1~2ヶ月は見たほうがよいです。

犯罪歴・逮捕歴の削除はできる?

必ずしも削除できない場合は多いです。個人の犯罪歴・逮捕歴は社会の重要な関心事であり、公共性・公益性が高いため、削除を認めてもらうのは容易ではありません。

【詳細記事】ネット上の逮捕歴を削除する方法と弁護士へ依頼をするべき理由

まとめ

ネットの誹謗中傷を削除するには、まず投稿されたサイトのルールに従って、『お問い合わせ』または『削除申請フォーム』より、削除依頼を出してください。

削除依頼の際には、投稿の内容がどんな規約違反・権利侵害に該当するかを正確に記載します。サイト側が削除基準に該当すると判断した場合には、投稿の削除に応じてもらえるでしょう。

万が一、削除依頼に失敗したり、削除後も嫌がらせが続いたりする状況であれば、弁護士への依頼が有効です。ご自身での対応が難しい場合は、弁護士の法律相談サービスをお気軽にご活用ください。

誹謗中傷の削除が得意な弁護士を探す

無料相談・休日相談・即日面談が可能な

法律事務所も多数掲載!

北海道・東北

北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島

関東

東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

北陸・甲信越

山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井

東海

愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重

関西

大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山

中国・四国

鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知

九州・沖縄

福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

SNSで記事をシェアする

相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
Icon_column_white カテゴリからコラムを探す
Sidebar_writer_recruit