>  >  > 
【弁護士監修】ブログのコメントなどで誹謗中傷された時の対処法
掲示板・SNS削除 誹謗中傷 名誉毀損 2018.5.14 弁護士監修記事

【弁護士監修】ブログのコメントなどで誹謗中傷された時の対処法

Pixta_27907953_l
「誹謗中傷」が得意な弁護士に相談して悩みを解決
「誹謗中傷」が得意な弁護士に相談して悩みを解決!

あなたのお悩みを解決!

Free_consult_btn

『はてなブログ』や『Amebaブログ』『ライブドアブログ』などで日々ブログを更新する人も珍しくなくなりました。ネット社会の発達にともない、なかにはご自身のブログで誹謗中傷被害に遭うケースも増えてきているようです。

誰だって、一生懸命に書いたブログで自身への誹謗中傷を書き込まれたら傷つきますよね。

もしくは腹が立つ人もいるでしょう。

結論からいうと、ブログのコメントで発信者へ誹謗中傷する行為は刑事罰になる可能性もあります。

また誹謗中傷の書き込みを放置し続けると、他のユーザーまでも一緒に悪口を投稿してブログの人気や信頼性が低下する可能性もゼロではありません。

二次被害を起こさないためにも早めに対処すべきでしょう。

この記事では、ブログから自身への書き込みがあったときはどんな罪に問えるのか、被害に遭ったときの対処法や対策の取り方について徹底解説していきます。

誹謗中傷の書き込みをした人が問われる可能性のある罪

ブログからのコメント欄で、サイト開設者を誹謗中傷した人は以下の罪に科せられるでしょう。

『ブログの開設者はクスリをやっている』などの発言は名誉毀損

「ブログの開設者は、覚せい剤を持っている or不倫をしている」などの社会的評価を低下させるような発言をブログに書き込んだ人は、3年以下または50万円以下の罰金が科せられます。

(名誉(損)

第二百三十条 公然と事実を摘示し、人の名誉を(損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

引用:刑法第230条

『お前を殺す』などは脅迫罪

顔が見えない相手から“殺す”などと脅されたら…。もしブログに自身を特定できるような情報を載せてしまっていたら余計に怖いですよね。

脅された時点で脅迫罪は成立します。

脅迫に不安になったら、警察や弁護士に相談するのがよいかもしれません。なお、脅迫罪は2年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

(脅迫)

第二百二十二条 生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

引用:刑法第222条

 

誹謗中傷されたときの対処法3つ

ブログで誹謗中傷されたときの対処法を3つご紹介します。

①自分で書き込みを削除する

ブログ開設者の権限を使って、誹謗中傷の書き込みを削除しましょう。

書き込みの削除の方法はブログによって違いますが、ダッシュボード(左のメニュー)の『コメントまたはコメント管理』のページから、消したい誹謗中傷をチェックして“削除”を選べば消えます。

【例:ワードプレス(ブログの環境)】

 

②警察署の刑事課へ相談に行く

ブログ上での、あなたに向けての誹謗中傷に耐えられない or 相手を許せないなら警察署の刑事課に相談に行きましょう。警察にはサイバー犯罪対策課というものがありますが、対応ができないケースも多いため、所轄の刑事課に行くのがベストです。

参考:警視庁|警察署一覧

③弁護士に相談する

誹謗中傷に対する専門家のアドバイスが聞きたい方や、慰謝料請求を考えている人は弁護士に相談してみましょう。

的確なアドバイスはもちろん、慰謝料請求できるかの判断を法律の観点から説明してくれるでしょう。

ちなみに、法律事務所によっては相談料無料で受けられる場合もあります。

 

誹謗中傷されないための対策

ここではブログに誹謗中傷を書き込まれないための対策をご紹介します。

『ワードプレス』なら指定のキーワードを禁止にできる

あなたが『ワードプレス(Wordpress)』を使っているなら、“コメントブラックリスト”を使い、指定のキーワードを投稿禁止にできます。

コメントブラックリストにキーワードを指定すれば、その内容を含んだ書き込みは強制的に“ゴミ箱”に送られます

ワードプレスを使ってブログを書いている方には、おすすめの対策といえます。

コメントブラックリストの設定方法

以下の手順でコメントブラックリストは設定できます。

  1. 設定
  2. ディスカッションを選択
  3. コメントブラックリストにキーワードを入力

 

 

『はてなブログ』ならコメントを承認制にする

あなたが『はてなブログ』を利用しているなら、すべてのコメントを承認制にしましょう。コメントを承認制にすれば、誹謗中傷の書き込みも許可しなければネット上には反映されません。

ただ、コメントが多い人気ブログの場合は承認制にすると承認作業が大変かもしれません。

※『ワードプレス』でも承認制の設定は可能です。

『はてなブログ』でのコメント承認制のやり方

以下の手順に沿えば、コメント承認制を設定できます。

  1. ダッシュボードの“コメント”をクリック
  2. コメントが表示されるので、消したいコメントにチェックを入れる
  3. ページの上の“削除する”ボタンをクリックする

 

コメント欄を削除する

ブログでの誹謗中傷を絶対に回避するにはコメント欄を削除しましょう。

コメント欄がなくなれば誰も誹謗中傷を書き込めないからです。

ただ、読者の生の声が届かなくなってしまうので、コメント欄を削除するのは最終手段ですね。

 

まとめ

ブログのコメント欄から、ご自身へ誹謗中傷の書き込みをされているのなら一刻も早く対処しましょう。

対処する方法は、自身でコメントを削除するか警察または弁護士に相談すること。ただ、コメントを削除しても誹謗中傷がエスカレートする恐れはありますので、そんなときは指定のキーワードを禁止するか承認制にして対策しましょう。

絶対に誹謗中傷を回避したいのであれば、コメント欄を削除するのも1つの手です。

ブログへの誹謗中傷を許せない人は弁護士に相談して慰謝料請求できるか検討してみましょう。嫌がらせを気にせずに、日々のブログを楽しめるようになるとよいですね。

【関連記事】

この記事を監修した法律事務所

Shimizu_photo
法律事務所アルシエン
清水陽平 弁護士 (東京弁護士会)
インターネット上の法律問題について途を切り拓いてきた弁護士。​日本初の案件を多数取り扱っており、誹謗中傷の削除、発信者情報開示請求、損害賠償請求など、相談者のお悩みに沿った解決策を提案。

SNSで記事をシェアする

相護士ナビ編集部

本記事はIT弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※IT弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
Icon_column_white カテゴリからコラムを探す
Sidebar_writer_recruit